松本零士が書いてきた「ニーベルングの指輪」、第4部「神々の黄昏」まで刊行され、全4巻がそろった。
1990年10月より第1部「ラインの黄金」連載が始まり、第3部かで新潮社で単行本として販売された。
2000ね12月、第4部「神々の黄昏」が途中で中断された。
未完成でありながらようやく単行本として刊行された。
元担当編集者が、クラシックファンであり、ワーグナーが好きだった松本零士氏を訪ねて、ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』全編を漫画化できませんかとお願いした。
神話世界を宇宙舞台に移し、松本キャラが総出演する「松本零士版・紅白歌合戦」にしてくださいとお願いしたのである。
松本キャラの総出演を提案したのは、松本零士氏ではなくて元担当編集者だったのか。
多忙であり、出来上がりはいつも遅くて、明け方に出来上がる繰り返し。
先生の生原稿は重たいの事でした。
なぜなら宇宙を描くために、紙がそらないように厚めの用紙を使用し墨を沢山使う必要があるから。
でも仕上がり時、墨の香りを嗅ぐと、苦労も忘れてホッとしたのこと。
第4部は途中で連載休止になり、新潮社では単行本化できなかった。
今年開催された「松本零士展」にて、松本零士先生の長女と小学館クリエイティブから未完部分を含めた全4巻の完全版を刊行したいと相談を受けた。
第4巻の原画は新潮社の倉庫に全部眠っていたし、休載お詫びイラストも残っていた。
松本零士先生の最後の作品の最後の言葉がこうだった。
「もうすぐすべてが解る」
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それではこれにて、ご覧いただき まことにありがとうございました。
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