7日より公開が始まった劇場作品「キャプテンハーロック」。
昨日は2D版を観て来たので本当に驚きましたが、その映画館は2D版しかなかったしグッズも売っていなかった。
満足いかないので少し足を延ばして3D版も上映しており多くのグッズも売ってる映画館まで鑑賞に行ってきました。
3D版では2D版よりCGのすごさは変わりありませんでした。
遠近感が強いシーンのみ3D感とリアルが味わえました。
途中では3Dに慣れたのか感覚がしなくなったかと思って3Dメガネをはずしてみたら2Dそのままになってるシーンもありました。
そういう事から3D感覚が強くなるのは遠近感が強いシーンのみでしょう。
キャプテンハーロックの現れ方は本当にかっこいい!
スローモーションを取り入れながらスピーディに動く。
最初からいきなり戦闘が始まるし戦闘シーンは「宇宙戦艦ヤマト実写版」の戦闘よりは強烈。
アメリカの「スターウォーズ」の戦闘以上。
動きも「ホビット」以上となっている。
女性のケイ(アニメでは有紀蛍」も「マトリックス」の女性並みに行動するのも凄い。
彼女が大きなヤッタランをいきなり殴り倒すのもすごい!ボカッ!どすっ!
あんなパンチくらったらひとたまりもないです。(^^)
トチローも回想として出て来ますが原作みたいな落ちこぼれではなく、背の低い優秀生らしくイケメンでした。
ミーメも異星人らしく怖い感じがしそうですが馴染みやすい雰囲気になっている。
ミーメ、ケイのヘアも風による揺れ方も自然的でいい印象。
ヤッタランを見たら、あのキャイーンの天野にそっくりじゃないかと笑える。
青年(ヤマ)の兄が敵側についてるけど兄の妻が剛力彩芽に似ている。
青年の兄の方はトムクルーズの雰囲気が出ている。
青年のヤマと言う名前はヤマトからトをとった感じなので松本零士に忠実である事がわかる。
最初はデスシャドゥ級戦艦に乗っていたが、ミーメの文明のダークマター機関をエンジンに内に取り込む事によってアルカディア号に生まれ変わり、永遠機関を得られ戦闘による自動修復も可能になっている。
まるで被弾したところが段々小さくなると言う生き物戦艦みたいな感じが伝わってくる。
こりゃ宇宙戦艦ヤマトよりも凄いよ。
その為エネルギーが底をつく事もなく永久航海が可能になっている。
「エイリアン」の頭の形でも女性には人気があるように、キャプテンハーロックの操るアルカディア号の前面の形も似ているのでなじみやすいかも知れない。
舞台のひとつでもある惑星トカーガと言えば覚えがある。
そう、映画「わが青春のアルカディア」でも出ていた舞台でもある。
戦闘中でも自分の戦艦をホログラムにしてしまうのもすごかった。
敵の強大な主砲を受けると燃え去るかと思ったら、アルカディア号の両側に付いてる角みたいなのが展開して防御してしまう。
まるで、「宇宙戦艦ヤマト復活篇」でのアマール王の戦艦が敵のビームを防ぐあのシーンを思わせてくれる。
キャプテンハーロックだから戦闘は続くし、終わりはないので続編はありそう。
見所のひとつで、王の座る椅子にキャプテンハーロックが座り、その前方に最初に乗った青年が次代キャプテンハーロックとして舵輪を握るシーン。
つまり「継承」と言う意味になっている。
これがカッコいいのだ。
「おのれを束縛するものと戦え」
挿入歌としてスタジオジブリの紅の豚の歌を歌ったり、声優として出ていた加藤登紀子さんが歌ってくれるのも6日金曜ロードショウ放映の紅の豚に宮崎駿氏引退会見に7日よりのキャプテンハーロック劇場公開となんらか因縁を感じる。
この映画「キャプテンハーロック」は飽きさせてくれずに、最終まで一気に突っ走りしてくれる。
大好きな作品であり大好きなキャプテンハーロックでした。
入場時に海賊認定カードがもらえます。厚みがあるので折り曲げにくいですね。
チラシは2種類ありました。
クリアファイルには透視図パースもありました。
他にはオリジナル・サウンドトラックCDを購入しました。