「宇宙戦艦ヤマト」のアニメや漫画が出てから、リメイクシリーズでもアニメだけでなく漫画も出ている。

昔冒険王にて「宇宙戦艦ヤマト」の漫画が載っていて、コミック本も発売されて松本零士と言う名前が載っていたので、当時は松本零士氏が原作者かと思っていた。
当時は漫画を描いた人が原作者であるのが当たり前の時代だった。

宇宙戦艦ヤマトと言う作品は後に企画書や脚本などがある書籍やファンクラブ会報誌などに掲載されて、松本零士氏が後から参加されたと確認出来た。
彼が参加する前に企画書が完成しており、よく見たら松本零士の特有のキャラクターデザインではなかった。

宇宙戦艦ヤマトをカッコいいデザインに仕上げたり、キャラクターデザインの元となるデザインを仕上げたのが松本零士氏による功績だと思っている。
キャラクターデザインはそのまま使用せず、アニメ作品らしくスタッフによってトレースアップされたものを採用しているのは、万人受けしやすくしているだけでなく動画を書きやすくする為だっただろう。

彼のキャラクターデザインをそのまま生かしたデザインだと、例えば沖田艦長とか佐渡先生、ミーくん、スターシャあたりかな。
これでも立派なものだ。

西崎義展プロデューサーを始め、多くのスタッフたちの協力で仕上げたのが「宇宙戦艦ヤマト」。
1つの会社で仕上げた1つの大きな商品と言うべきかな。
映像だけでなく演出、音楽もうまく取り込んでいるのは、西崎義展プロデューサーが今まで音楽プロデュースを手掛けた経験を持ったからだ。
それに営業も兼ねているので、配給:西崎義展となっているのもすごいと思う。
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西崎義展プロデューサーの会社によって制作された作品は「宇宙戦艦ヤマト」から「宇宙戦艦ヤマト復活篇(第一部)」までで、オリジナルシリーズとなっている。(復活篇では西崎氏が監督を務めた)

今はリメイクシリーズが制作・上映されているが、宇宙戦艦ヤマトだから観に行く。
いくら2次創作であっても上映・放送されるなら見る。
宇宙戦艦ヤマトファンだったスタッフたちが制作したらどうなるか、そこが面白いので。


昔裁判があったころ、「原作・総設定 松本零士」と出ていたDVDが発売されたときは驚きましたね。
今でもそのDVDは持っている。
今は「原作:西崎義展」が正しくなっている。

会社倒産だけでなく裁判もなく事件もなかったなら、どんどん新作が作られたのかもしれないね。

嬉しい事に「宇宙戦艦ヤマト」と「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」の4Kリマスターが上映・Blu-ray販売された事、「宇宙戦艦ヤマト 全記録展」が開催された事には感謝している。

それではこれにて、最後までご覧いただき まことにありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

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コメント一覧
  1. この辺り深掘りすると色々な会社や人物が複雑に絡み合っていますからねぇ。
    新作ヤマトを支援すると言いながら梯子を外して西崎氏を資金面で窮地に追い込んだB社、これが西崎氏がヤマトの権利をT社に売った原因と言われています。西崎氏も虫プロ時代の問題行動があったから因果応報と言われればそれまでですが。

    松本氏のイメージダウンはこれだけではなく、槇原氏との裁判なんかもそうですね、あの歌詞は確かに999の台詞との類似性はあるものの、松本氏だけに思い付く類いの言葉ではなく、個人的には難癖に感じました。あの時も槇原氏は麻薬で逮捕されてダメージを受けていて、松本氏は相手が弱っていたり社会的なダメージを受けているときに仕掛ける人なんだなぁと思いました。一説には松本氏に近い取り巻きの助言があったと言われていますが、決めたのは松本氏ですからね。私は劇場版999の1作目が大好きで、これを世に送り出してくれた松本零士先生に感謝していますが、これはこれそれはそれです。

    • あのB社も天狗みたいになっちゃったなと実感できますね。
      なかなか地元の模型店でもプラモデルが入荷されないし、ネットでも購入に苦労しました。
      生産数が少なめだったのかな、ふらっとサイトを訪ねた時に予約できたのは何等かのめぐり逢いが起きたと思っています。
      他のプラモデルメーカーからもどんどん出してほしいものです。

      槇原氏の時はびっくりしましたね。
      え、そんな事くらいで気になってしまうのかと、細かい人だなと思った。
      今でもドラマでその台詞の一部が使われていたり。(「時間は裏切らない」とか)

      人柄と作品の出来とは別ですね。
      作品は多くのアニメーターたちの協力で成り立つものですから、気に入ったものは大切にしているし、映像や音楽で青春を謳歌してもいいね。

      そろそろ製作委員会方式は卒業してほしいものです。
      株式会社カラーとかジブリみたいになればいいね。

  2. オリジナルシリーズ世代でもファンは現在と同様の見解だったから、一般というか世論が松本作品だと勘違いしていたフシがありますね、何よりヤマト胎動篇の中で松本大先生自らが「ヤマトの企画が最初にあって自分はデザインとして呼ばれたが、ヤマトが大和らしくないからデザインし直して、他にも色々と関わることになった。」と言ってますから。なので突然原作者の権利を主張して裁判を始めた時は頭どうしちゃったの?というのが印象でした。西崎氏が獄中に居るタイミングでの裁判も姑息さを感じて、以降松本氏に対してのイメージが悪くなりましたね。

    • 松本零士先生をあんなにしちゃったのは、宇宙戦艦ヤマトの著作権を所有している東北新社だと思う。

      あるアニメスタッフがSNSにて当時の状況をアップしてくれた。
      松本零士先生がこう話されていたと。
      「ヤマトの原作者になることにした。西崎君が逮捕されたから、東北新社がこのままだと新作を作れなくなる。(東北新社さんから)松本さんが原作者として権利を持ってくれれば解決してくれるから原作権を持ってくれと言わ、懇願されて受けることにした」
      そこから歯車が狂ってしまったんだろうと思います。
      新作を作りたかったら西崎氏の元へ行っては打ち合わせや相談をして制作すればよかったの事です。塀の中でも作れると言う姿勢を見せつければ「ヤマトは諦めない」と伝わったかもしれません。
      X(旧Twitter)にて「西崎くんが逮捕」を検索にかけて見れば出てくるよ。

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