映画「インターステラー」を鑑賞してきました。
監督は「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」作品に関わったクリストファー・ノーラン氏である。
テンポよく運ばれ、うまく色々な設定が絡み合っていることで、飽きさせない面白さが出ており、出発点とクライマックスの点が融合する設定も面白い。
上映時間が2時間49分あったのがあっという間に過ぎ去った感じでした。
演出もよく出来ていますし、映像の中に飲み込まれた雰囲気になっているのもよかった。
あと一歩で設定や構成をうまくまとめていれば、気分が最高に達する事が出来たかもしれない。
でもSF映画らしい出来になっていることは確かである。
簡単なあらすじというと。
地球が環境悪化、食材不足困難に合う。
家で不思議な現象が起き、モールスとかバーコードらしい形(バイナリ信号)が現れ、座標を辿っていくとNASAにたどり着く。
宇宙での移住先を見つける為、元パイロットだったクーパーはスタッフらと一緒に宇宙へ飛び立つ。
目的までには時間がかかるので人口冬眠装置にて眠る。
目覚めた後、土星のそばにて見つけたワームホールを通る。
過ぎたら、そこは別の銀河系。
目的の海の惑星へはブラックホールの重力を利用してたどり着く。
フライトレコーダーを見つけると大津波から逃げ切る。
次の目的は氷の星。
通信発信先を見つけるとマン博士がずっと人口冬眠装置に眠っていた。
目覚めた彼から聞いたデータをもとに探索が進められるが、トラブルが発生してしまう。
博士が反乱を起こしたのである。
彼の無謀な行動が母船の一部を爆破してしまい、彼も事故に巻き込まれる。
(飛行時では宇宙船と母船エンデュランスとドッキングしたまま飛行している。)
マン博士が死んだ後、母船が惑星の成層園内に落ちるまでに、いちかばちかをかけてドッキングに成功すると第3惑星へ向かう。
アメリアを第3惑星に送る為に、別の宇宙船に乗ったクーパーはエンジンの燃料が空になると彼女の乗った宇宙船から分離しワームホールに飲み込まれていく。
とSFストーリーらしく続くわけですが、5次元世界とかそんなストーリーが続く。
エンディングでは涙を誘うシーンですね。
ヤマトスタッフさんも泣いていたそうです。
詳細は鑑賞をされてください。
ワームホール、ブラックホール、移住先候補となる惑星が3か所出てくる。
相対理論、時間、重力、ポルターガイストなども分かりにくいものが、知らない人には少しはわかりやすく表現している。
5次元とかも製作側が作った設定として出てくる。
とにかく映像がすごかったです。
この作品では、35mmフィルム(英語)、IMAX70ミリフィルムが使われているので、4Kデジタル上映を可能にしているため、宇宙の中に飲み込まれたような雰囲気に包まれる。
宇宙船は模型を作って撮影しているので、完全CG作品と比較してリアルさを生み出している。
今までにはなかった四角いロボットも出てきます。
ストーリー設定にこだわると賛否両論に分かれる等がっかりするかもしれませんが、先入観は捨てた方がいいですし、映画であることを理解した上で鑑賞してほしいです。
久しぶりに見た2001年宇宙の旅のリメイクのような感じもありました。
一般相対性理論に基づいているので理解しやすい部分もありました。
天体観測にて得られたデータを元にブラックホールとかも描かれたのですし、接近した体験も味わえるだろう。
楽しく飽きさせない作品でした。
TVで鑑賞するのはわかり難いが、映画館で鑑賞されることをお勧めします。
4KTVの大型インチタイプなら、4K版ソフトが出れば味わえるかもしれません。
観に行くかは、あなたの判断でどうぞ。
最後までお読みくださいまして、まことにありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ちしております。