国内外からのオファーも多く映像化が難しかった夢枕獏の小説である原作を映画化した劇場作品「エヴェレスト 神々の山嶺」を鑑賞してきました。
前にハリウッド版「エベレスト 3D」が出ていたので、興味が抜けないままこちらの作品も鑑賞した事になる。
まあ面白かったけど、脚本と言うかストーリーが中途半端になっている印象がある。
監督側の出来がよくなかったせいか。
特に日本人の気持ちをわかってるせいかエヴェレスト山の風景映像だけはちゃんと見せてくれる所がいいです。
そこだけは許せる。
しかし謎が多いのである。
最初に伝説のクライマーである阿部寛演じる羽生が山の頂き付近で見つけたと言うカメラ。
前の外国人二人が本当に山頂に登ったのかそれが解明されてなくてフィルムも見つからないし不明。
回想などは理解できるが登山中に傷ついた深町(岡田)を背負って上に上がったのにどうやって降りたか分からない。
南西壁は絶壁連続なので深町が降りてこれるわけがない。
深町が見つけたと言う羽生がなくなった場所はどこなのか分からない。
登山ルート位は描いてほしかった。
ネパールのどこに着いてどこを通ってエヴェレストのルートも描けばいいですが。
パンフレットにも書いてないので監督は設定を考えずに適当に撮ってる感じが伝わってくる。
ブルーレイを出すときは完全版を加えて山の絵に登山ルート、場所を示すシーンを入れてほしい。
思ったより観客数は多かったですが、裏切られた印象が溢れたイメージでした。
あの「永遠の0」の岡田准一さんだから期待して行ったでしょうね。
監督の過去の作品を見ればこの類の作品には向いてないと思いましたし有名監督にやってもらえばよかったかなあ。
ラストに出てくる死体になった羽生さん、あれ、阿部さん本人です。
うまく出来てるなと。(パンフレットに記入あり)
初日第1回目に行きました。
最後までお読みくださいまして、まことにありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ちしております。
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