「宇宙戦艦ヤマト2199第7章」、最終章でもあり、これを見て完結したと言えよう。
ここではネタバレ沢山ありなので見てない方はご注意下さい。
劇場でも宇宙戦艦ヤマト第7章パンフレットを購入しましたが、時間があっても封印しておき帰宅中のJRの中で開封した訳です。
ここからうろ覚えです。
さてと宇宙戦艦ヤマト2199第7章、オープニングはいつもと違っていました。
歌はそのまま、映像はそのまま、ささきいさおさんがヤマト~と歌った時に出てくるはずの宇宙戦艦ヤマト2199タイトルが出てこないけどOPの後これが静かに出てくる。
それから続きながらスタッフの名前も出てこない。
これはエンドロールに流れていました。
最初に数分位、今までのあらすじと言えるダイジェストが流れる。
おお!前に観に行った時のシーンが!と大喜び。
6章ラストで出て来たデスラー砲はヤマトを狙ったのではなく近くの星を狙ったわけだ。
星がバラバラになった事に脅威を感じたヤマトはガミラス本星への突入。
活躍の姿にはしびれますね。
旧作との展開はかなり違ったがデスラー総統府に衝突する事だった。
その前に親衛隊艦隊との戦闘はあったもののあっさり済んでしまった。
もっとガミラス艦隊が多ければ必死の戦闘があっただろうに。
その時デスラーは雪、ノランを載せたデウスラーII世に乗って脱出、第2バレラスに向かい、一部のブロックを本星へ落とす。
危機を感じたヤマトはガミラス国民を守る為に波動砲で打つ。
失敗したデスラーはデスラー砲の準備に取り掛かる。
作戦を潰そうと雪はコントロールルームでエンジン暴走を促す操作をするがノランによって宇宙へ放出されてしまう。
ちゃんと宇宙服は着てます。
ノランがやってくれたおかげで第2バレラスでは崩壊が始まる。
その端で破片の中で雪を見つけた古代は宇宙で手を取り合いながらイスカンダル星を眺める。
汗握るシーンがなかったのが残念でしたけど、まあよかったかな。
「ヤマトの諸君、我々はついにイスカンダルへ来た・・・」この名セリフは聞けます。
イスカンダルへ到着。
綺麗な所である事に変わりないのが嬉しかったと思う。
そばに浮かぶ灯柱がまるで1000年女王を思わせる。
それにあの巨大な円盤みたいなのがインデペンデンス・デイなイメージ。
その上にイスカンダル宮殿が乗ってる感じ。
波動砲を見たスターシャはコスモリバース譲渡しを再検討すると言う。
古代守の墓もある、古代守からのメッセージもある。
新見さんが泣く。
ここで劇場観客の殆ど泣いてる。
泣けるよ、これは。
前か後か知らないが女性キャラ達の水着姿が拝める。(なぜ?)
加藤は徳川?と魚釣り。(何のために?)
やがてスターシャから譲渡しを許可される。
映像を見てどうやらスターシャが愛した古代守(イスカンダルに不時着したが、看病の中で死亡)の思いや記憶がコスモリバースの中に吹き込まれたから譲り渡したくなかったのかも知れない。
システムの発動にはその星の思いが託されたエレメントが必要な事。
その為にはヤマト自体がシステム自体となる事、そして波動砲を打たない事が条件になり、改装が急ピッチで進められる。
まさに宇宙戦艦ヤマト完結編のラストシーンであったヤマト姿を思わせる。
色々な語り合いの後、イスカンダルに残るユリーシャとメルダと拍手を交えた古代、雪はヤマトに乗って地球へ向かう。
ユリーシャはデスラーのいないガミラス星に降りて民の支えに努める事になる。
メルダは最高幹部になるのでしょうね。
ヒルデさんをかばったヒスも健在です。^^)
スターシャのお腹にも新たな生命が誕生していた。
帰還中、宇宙を漂っていたセレステラを救出。
予想外だった。
ガミラス大群はバラン星の爆発とかに飲み込まれていたのか。
ゲールが潜んで亜空間ゲートを再起動。
突入したヤマトの後ろをデウスラーII世がヤマトを捕獲し、ガミロイド達が乗り込む。
まさにあの「ヤマトよ永遠に」の冒頭あたりの敵降下兵達を思わせてくれる。
懐かしい!
それから白兵戦が始まる。
「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」での白兵戦のオマージュ。
デスラーが乗り込んできた所を見つけて嬉し声を発したセレステラをデスラーが撃ってしまう。
必死の力を振り絞ってデスラーの肩を打ち、自分の頭に銃を向けようとすると阻止しようと雪が庇うがデスラーの側近女性達が雪を撃ってしまう。
真田はオルタより入手したデータを元にウィルスを開発した事でガミロイド達は倒れる。
その時デスラーはデウスラーII世にてデスラー砲を開く。
亜空間の中でヤマトは急いで三式弾を撃ち込む。
「ヤマトよ永遠に」でのゴルバに対する波動カートリッジ弾を思わせる。
デスラーは暴発したデスラー砲のエネルギーの中に巻き込まれ消えていく。
悲しむ古代の姿を見た守の思考がコスモリバースを起動させ、ヤマトを光で包んだ後、雪が息を吹き返る。
もうすでに再起動不能になってしまった後、沖田が名セリフを。
「地球か・・・、なにもかも 皆なつかしい」
このシーンはやっぱり泣けるよ。
永遠の眠りにつくとコスモリバースが再起動したのである。
エンディングはうまく合っていたと思います。
地球はコスモリバース一発の光に包まれて再生出来たと考えられる。
放射能は消え、わずかに残り元の地球に戻る。
しかし植物はあのもののけ姫のラストのように新たな生命の誕生。
早く育つ植物も出ているのだから1年で復興出来る事は可能だろう。
皆病気もなくなるし水は飲めるし復興に力を入れていくのだろうね。
コスモリバース化された宇宙戦艦ヤマト(2199バージョン)はもう使われないと思う。
だから次作は無理だと出渕さんは考えていたのかな。
頭脳明晰な監督が関わったら新たなストーリーが展開されるのかもしれませんね。
不可能はない!
ユリーシャだってガミラス本星で治めてるし、ゲールが帰還しても流刑地に飛ばしてしまうでしょう。
スターシャのお腹にも新たな生命が誕生してるし、イスカンダル星・ガミラス星に危機が迫ってきた時、それに応えようとコスモリバース化されたヤマトが目を覚めてしまう事もあるのかも知れない。
デスラーはきっと白色彗星帝国の潜宙艦に発見されるでしょう、たぶんに奴隷にされた仕返しとして白色彗星帝国が蘇生して償いを請求するのかも。
色々あるので、続きが出来るかは監督及びプロデューサー次第です。
私はどっちでもいいけど新たなヤマトファンの気持ちはどうだろう。
とりあえず、宇宙戦艦ヤマト復活篇の次作を仕上げて欲しいですね。
宇宙戦艦ヤマト2199スタッフの皆様、長い間製作して頂きまして大変お疲れ様でした。
しばらく休めなかった分休暇を取って下さい。
ありがとうございました。