最近大手検索サイトのニュースにも上がっていたことで、「宇宙戦艦ヤマト」の音楽が愛される理由として宮川彬良さんがインタビューに答えてくれたことが記事として取り上げられました。
彼の父である宮川泰さんは「宇宙戦艦ヤマト」の作曲家でもあった。
父親を持つ息子の彬良さんだから言えることでもある。
メロディーなどについては、最初のメロディーをAパートとして歌詞が始まる「さらば~」のところでCマイナー、「銀河のかなた」じゃなくて「宇宙の彼方」ですね、そこの出だしもCマイナー。
必ずのらのところでCパート、サビになってここのコードの出だしはCマイナー、そしてAパートのCマイナーに戻ると言う。
「ルパン三世」のテーマにもあるが、Aに戻る前にキメが入る。
キメの数秒間をドミナントと言うが、最初の和音に戻りたくて仕方がないのに戻らざるを得ない雰囲気を作り、我慢してついに戻ってくると気分がいいと説明されています。
これが昭和歌謡の一番エモイ部分だと言う。
結局は西崎義展プロデューサーによるものが一番大きかったと思います。
彼は制作にかかわるまでにあちこと色々な音楽、司会、マネージャー、海外ではバレエ舞台などのスタッフとして世界を回ってきたから細かく注文が言える方でした。
「ヤーマートー」と言うフレーズはオクターブを下げるように注文がありました。
これは宮川泰さんが生前話されていたことでもあります。
今となってはうろ覚えですが、西崎義展氏から海の深い底から目覚めるように巨大で重たい戦艦をイメージできるようにと指示していたのだろうと思います。
ささきいさおさんが歌唱をくりかえして声がかすれてきたところで決まったとかこんな話も前にあったような。
交響組曲宇宙戦艦ヤマト2202については全部録りなおしたと言う。
譜面を変えていないところは7、8%だけ。
交響組曲への思入れが強かった宮川彬良さんは、検討を重ねて原点回帰すべきだと思っていたとか。
やはり宮川泰さんの「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」でも見られるようにストーリー性、フルコースになっているのが一番楽しめる形なんですね。
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