西崎義展さんの作るヤマトは彼の意志や思いがあってこそ面白いし感動できるものでした。
もちろんファンクラブの代表としてファンの目も考えて作ってきた。(キャラを死なせる点は同意出来なかったが戦争だから仕方がない。)

作品を作るにあたってコンセプトが作られ同時進行としてセリフ、テーマを作ってストーリーを作って行ったのではないかと思える。
こうやって名セリフを沢山作ってきたんだろう。

パート1のヤマトの音楽でも宮川泰さんがインタビューにて話されたように、もっと重くもっと重く響くようにしてくれとか、もっとおそくもっとおそく響くようにしてくれとかよく言ったものでした。
さらばーーではなくてさーらーばあーーーと歌うと重量感や宇宙の遠い距離感が出てるように。
西崎義展さんは音楽のプロデュースも経験ある方でしたから映像だけでなく音楽面にもこだわっていました。

ストーリー展開ではスタッフと打ち合わせをしながらアイデアが出れば採用したり会議中でもデザイン絵があがれば採用したり、会議でも制作の一部として進行しておりました。
あれこれしろ、これはそうするんだとか細かいところまでこだわってきた、それが西崎ヤマトなのでしょうね。

過去のヤマトの魅力を残しつつ感動できるものをこれからは残ったスタッフ達、ヤマトファンだった方がこれからアニメーターになって作って下さい。
西崎イズムを継承したヤマトを製作する事が彼への供養にもなるのでしょう。
松本零士のメカデザインは欠かせませんね。

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