8月15日から上映された映画「雪風 YUKIKAZE」を鑑賞してきた。
この手の映画は評価関係なしに観に行く方である。
駆逐艦「雪風」がどのように戦い、救出し、終戦後はどうなったか、史実を元にフィクションで仕上げた作品であった。
事実とは違うので面白みに欠けるが、TVドラマ的と考えるなら面白かったかな。
でも泣かなかったので消化不良な感じ。
竹野内豊が演じる艦長名は寺澤一利氏ですが、モデルは第5代艦長、寺内正道氏だった。
三角定規を使って魚雷を避けるすごい作戦を指揮した艦長。
本編では「宇宙戦艦ヤマト」の沖田艦長の最後のシーンのオマージュが使われるけど、寺内さんは病院で亡くなっている。
いい加減にしてくれと思った。
歴代艦長を出して、寺内が病院で死ぬシーンが見たかった。
VFX担当は個人なのか、個人名が使用されている。
スーパーバイザーとして「ヤマトよ永遠に REBEL3199」総監督である福井晴敏氏がスタッフとして参加されているが、ごくわずかな感じ。
VFX映像を見るとなぜか劣った映像になってみえる。
まるでイラストを描いたような雰囲気だったから。
それにシーンの使いまわしも目立ったなあ。
雪風が台風で浸水して解体されていくシーンもやってほしかったなあ。
そこが涙を誘うんだよ。
雪風が生涯を終えたと分かるシーンだよ。
最後に出ていたあれ?あれじゃ分からないし伝わらない。
心にジーンと伝わるシーンを沢山見たかったね。
観客数は90%を超えそうな数だった。
皆さん期待していたのに、がっかりした方も多かったかもしれないね。
でも日本の未来のために多くの人たちを救ってくれたことには感謝している。
もちろん散っていった英霊たちにも感謝している。

パンフレットの巻末になぜか「ヤマトよ永遠に REBEL3199 第四章 水色の乙女」の宣伝が入っていた。
いらないよ。ほんとにしつこい。
雪風だけにしてほしい。

チケットです。
それではこれにて、最後までご覧いただき まことにありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
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