日本アニメーション映画である「風立ちぬ」を鑑賞してきました。
スタジオジブリ作品であり、久しぶりの宮崎駿さんの作品でもある。

予告編はあまり見なかったのですが、零戦が好きだった自分としては興味ある作品でもありました。

昔、宇宙戦艦ヤマトのメカデザインであった松本零士氏の作品で、キャプテンハーロックの生涯を描いた「わが青春のアルカディア」、「1000年女王劇場版」にも出てくるゼロ戦や 日本の最終兵器だった特攻隊が乗る零戦。

その戦闘機の設計者である 堀越二郎さんの半生を描いた作品であった。
模型マニアなら見たくなるでしょうね。

「風立ちぬ」と言えば、あの歌手である松田聖子さんが歌っていた曲のタイトルもそうなんですが、歌詞を見る限りそうなんだろうなあと感じる事もある。

これはまさに子供向けではなく大人向けであるアニメでも言える。
宮崎駿さんの遺言作とかさやかれていたがそうでもなかった。
半生について宮崎さんが語ってくれたような作品でもあったという事でしょう。

面白かったですし、見入る部分もかなり多い。
今までのファンタジーアニメと捉えずに、まじめに読書した感じで鑑賞してみると2時間超えの時間もなぜか、1時間半超えに感じてアッと言う間に時が過ぎていく。

物語をじっと聞き取っているかのようでもあった。
夢のシーンもある、楽しいシーンもある、切ないシーンもある。
悲しくなるシーンも色々織り交ざって1本の作品に仕上がっている。

半生を描いてる作品そのものでした。
中でも日本人らしい作品だったなあと身に染みた。

好きな作品かと言われば、大好きではないが気に入った作品ですねと言いたい。

戦争時代にはこの堀越さんのような方だけでなく色々な人の悲しい人生を持った方が沢山いるだろう。
例えば、特攻に散っていく好きな人を見送る嫁の辛い人生とか色々あるんじゃないかと思います。

菜穂子さんの喀血ですが吐血ではありません。
肺結核によるものであり呼吸とか気管・気管支損傷による傷からの出血です。
吐血は胃潰瘍とかによる出血であるので違いがあります。

自分も十二指胃潰瘍を患った身でもありますし、吐血はしませんが胃カメラで出血した状態を見た事があります。
やはり夜9時以後や寝る2時間前までは お菓子とかお酒は控えた方がよろしいでしょう。
35歳を過ぎると発生率が高まってくると思います。
年を取る訳ですから体を大事にした方がいいですね。

昔は結核病など重たい病気を治療する事は困難な時代だったので辛かったと思います。

他に作品のネタがないなら風の谷のナウシカの続編を製作してほしいなと思います。
あれの漫画はずっと続きがあったのですし宮崎さんお願いします。と言っても無理かな。

驚いた事に映画「ルパン3世カリオストロの城」のオマージュみたいな雰囲気が感じられました。
カリオストロ城の王があの菜穂子さんのお父さんにそっくりですし、菜穂子さんがあのクラリス姫にそっくり。

この作品も宮崎駿さんが関わった作品なんですよ。(^^)
同じスタッフが関われば皆似たようなものですね。

それに二郎さんの妹があの火垂るの墓に出ていた妹を思わせてくれる。
となりますと必死にトトロやアシタカも出てくるんじゃないかと観ながら探してました。(^^;)
あれだけ人が沢山出てくるんですからどこかにいるはずだろうと思いながら。

読んでくれてありがとうございました。

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