BS12トゥエルビにて今年の1月に放送され、今回でも再放送された松本零士原作アニメ映画「わが青春のアルカディア」。
キャプテンハーロックの若き日の恋やエピソードが描かれたものである。
当時は、ファンの永遠の憧れのキャラクターがキャプテンハーロックだった。
一度コミックの方の「わが青春のアルカディア」を読んで見た事があったが、う～んと言う感じだった。
脚本は二の次、作画や演出を楽しむ向けと言う印象が強いかもしれないかな。
発進シーンとかハーロックやキャラクターの顔の演出とかを観てほしいというようなものね。
でもカッコいいのだから、突っ込みくらいは許せる心はファンなら持っていただろう。
スタジオ・ジブリファンなら「紅の豚」と言うようなものかな。
当時アニメ編として映画「銀河鉄道999」に登場はするものの、明らかにしなかった点、なぜ地球を脱出して宇宙海賊にならなければならなかったか、顔の傷はどのように出来たのか、アルカディア号やトチローとの出会いやつながり、ドクロの旗やスーツは誰からもらったのか、ハーロックの片目や頬の傷、エメラルダスの頬の傷はいつどのように出来たものか、それらを明らかにしつつ前向きに進み続ける青春の像を描いたものだった。
ファンならそう思っただろう。
仕事とかはきちんとやるけど、俺は俺の生き方で生きる！と言うようなものかな。
この題名「わが青春のアルカディア」となったきっかけは、松本零士氏が生前読んだ小説「悩ましきアルカディア」そして映画化されて日本で「わが青春のマリアンヌ」が上映されたことから、彼の青春時代を膨らませて、わが青春の＋アルカディアとなったんだろう。
声優としてはカッコいい声の方も多く、ハーロックには井上真樹夫さん、宇宙戦艦ヤマトの古代進役だった富山敬さんもトチロー役、エメラルダス役には「宇宙戦艦ヤマト完結編」のアクエリアス女王役だった田島令子さん、冒頭に出てくるハーロックの先祖の声が石原裕次郎さんだったりね。
豪華声優の声ばかりだったのを思い出すとねえ。
この作品で言うアルカディア号は全長400ｍ。
宇宙戦艦ヤマト2202のヤマトは333ｍ、アンドロメダは444ｍなんだから、アシェットさんがもし全国販売するなら1/350スケールモデルにしてほしいね。（試験販売は1/400スケールだった。）
それを要望したんだけどどうなっているんだろうか。（PV動画は消えているみたい）
それではこれにて、ご覧いただき まことにありがとうございました。
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