今日BS12にて放送された『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』。
古代がよく悩むとか鬱になりそうなシーンが多かった「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」をまとめた総集編であり、新シーンを加えた形である。
変なメカなど余計な点を出来るだけ出さないようにすっきりした印象があったのは覚えている。
なぜ宇宙戦艦ヤマトを出したのか、その原点を分かっていないまま制作してしまった感じはある。

「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」を含めて 受け入れるか受け入れないかは各自の自由ですがアンケートをとってみたいものである。

地球に危機が迫っている事とテレサからの呼び出しに応えてヤマトは飛び立った。
オリジナルヤマトシリーズ作品では沖田艦長が言ったようにヤマトはあくまでも防衛の為の艦であり、敵からの攻撃を退ける為には敵の武器を叩く必要がある。
タイトルにあるように「宇宙戦艦ヤマト」が主人公であり、ヤマト乗組員はあくまでも補助的にすぎない。
もちろん映画・TV放送上、テーマや訴えたいことを乗組員の行動を通したドラマにて観客に伝えている。

ヤマトは軍艦である上、乗艦している乗組員が一人でも悩むようではヤマト、地球を取られてしまいかねない。
「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」でもっと土方艦長が古代進を厳しく叱っていればよかったと思う。
艦長になった土方竜はヤマトでの絶対的な上の存在なのだから。

国の為に働いている自衛隊にもヤマトなどに惚れてなった人もいるし、ヤマト2202の古代進のような人はヤマトに乗せるべきじゃないのでこの作品でもくよくよ悩む古代進を描いてほしくなかったと思います。
自衛隊の皆さんにも申し訳ないなと思う。(私にも高校時代 友人がいて剣道・柔道が強かったのですが航空自衛隊に入隊した人がいる。もう一人はドラマ「デッパチ!」に出てきたように陸上自衛隊に入隊した人もいました。)

「ヤマトよ永遠に」では波動砲を撃つのを躊躇している古代に向かって真田が「どけ!古代!俺が撃つ!」というところのシーンがあるが真田による説明があってこそ成り立っていた。
「宇宙戦艦ヤマト2202」では説明が分かりにくい。
島が「皆で背負う」と言うが 皆が乗る軍艦だから当たり前だし、波動砲を撃てるように島は操縦桿を制御しているし真田や太田は状況確認しているし南部は波動砲準備状況確認しているし徳川はエンジン調整しているし・・・。
何も言わなくても皆波動砲の為の任務を果たしているわけで、「皆で背負う」と言ったところでオリジナルの方の宇宙戦艦ヤマトに比べて落ちてしまったなと思う。
今の宇宙戦艦ヤマト2202では本当に賢い敵にやられるわと思った。

会社の仕事でも実践でもやる時 ヤマト2202のように迅速な行動が出来ないのなら止めた方がいいと思う。
戦闘は1秒の判断でも争う、仕事でも数秒の判断が行く先を決める。

宇宙戦艦ヤマトはあくまでも軍艦であり防衛の為の艦。
だからこそピシッとした印象を持った作品作りに励んでほしいものです。
マグミクス


それではこれにて、最後までご覧いただき まことにありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

→ 宇宙戦艦ヤマト (Yahoo!ショッピング)
→ 宇宙戦艦ヤマト (楽天市場)
→ 宇宙戦艦ヤマト ストア (アマゾン(Amazon.co.jp))

おすすめの記事