今日、映画「アルキメデスの大戦」を鑑賞してきたが正直言って面白かったと思います。
監督は「 SPACE BATTLESHIP ヤマト」、「永遠の0」を手掛けた山崎貴氏。

どこかで「シン・ゴジラ」での職員たちの会話に似ているイメージもあったこと、脚本も今までにはなかった事も含めて新鮮さが伝わってきます。
よく原作者はこんな物語を描いてくれたなと感心させられました。

映画館を見回るとだいだい高齢者、60代の方も多かったです。
戦争を小さいときに経験した方もいらっしゃいました。


ここからは一部ネタバレになりますので観ていない方は鑑賞してからね。
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うろ覚えなので間違っているかもしれません。

冒頭は予告編に出ていた通り、戦艦大和が戦い、沈没するまでを描いています。
「男たちの大和」に比べてCG技術が進化されており、リアルさもアップされています。

艦首の沈み方はあの「宇宙戦艦ヤマト完結編」のラストシーンを再現されていますね。
そこでニヤッとしたわ。^^;)

航空戦が戦争の主体になると判断した山本五十六が空母の新造計画を提案するが、嶋田らと対立してしまいます。
彼らの戦艦の新造計画では見積もりが低いことに疑問を持ち、数学学者である櫂直をスカウトし説得する。

悩んだ末、櫂はアメリカへ行くことを辞めて海軍に入る。
見積もり決算書を作る為には戦艦のデータが必要である。

うろ覚えですが、航空空母である「赤城」が海上を進んでいたり。
櫂は海上に浮かんでいる戦艦「長門」に田中と乗り込み、艦長と田中を船上へ歩かせている間、部屋にあった設計図を盗んでメモに写したりしていました。
船内のあちこちの構造材などを測りまわったりしてデータを集めました。

設計図が出来たものの、これでは見積もり不足なので民間企業に駆け込んでも相手にしてもらえず。
尾崎令嬢の助けもあって、造船会社社長の大里氏に助けられる。
やっと建造に必要な費用や詳細を知る事が出来る。

軍事会議が始まる。
櫂は嶋田側の見積もりが低すぎる事を証明するが、平山が高い見積もりだと他の国が見れば軍力拡大を察知されない為の作戦だったことを話される。

戦艦建造案を採用するが、櫂は平山案の戦艦の設計に欠点がある事を指摘した事でその案は取り下げられることになる。

ハワイ真珠湾の攻撃では空母と零戦展開で奇襲成功したのだから、山本五十六は航空戦による作戦の持論を話す。

会議後、櫂は平山に呼び出される。
そこには大きな戦艦の模型が置かれており、平山は、国民は最後まで戦うと言う特攻精神を持っていることを考えて大いなる戦力を確保し敗北も用意する必要があると考えての戦艦だと説明する。
名付けて「大和」。

それは日本海軍の象徴となっていく。

そこから戦艦大和の全体の姿、「男たちの大和」には見られなかった横から見た姿、甲板で戦艦大和の艦橋や主砲を背景に持った多くの乗組員たちの前で山本五十六が敬礼するシーンが見られる。
これは印象的に残るんでしょうね。
かっこいい!

実写とCGを組み合わせてリアルさを加えているけど、もう少しCG技術が良ければリアルさが増すが。

この作品を観ていると上映時間の長さも感じさせてくれなかったのであっという間に見終えました。
櫂にのめり込んでしまうんですね。
それでも面白かったです。

エンドロール時、うろ覚えですが、この作品は戦争を忠実に着想を得たフィクションです。とテロップが書かれていました。
つまり実話ではなく作り話でした。

これもブルーレイが出たら買いですね。

左:チラシ、右:パンフレット

チケットです。
上映時間は2時間10分だったと思います。

最後までお読みくださいまして、まことにありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ちしております。

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