先日発表が出た宇宙戦艦ヤマト新作「「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択」。

特設ページにて確認すると、脚本だった福井晴敏氏が構成だけでなく監修もするという事は彼が監督をやるようなものですね。
タイトルを見れば「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」ではなく「宇宙戦艦ヤマト」と言う文字を使っていることから、コメントにて話されているように総集編ではなく別の作品として制作するわけだ。
「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」のあるシーンを編集して新カットを取り入れてナレーターも入れて、もしかして「宇宙戦艦ヤマト2199」や「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」のシーンもか。(脚本に参加される皆川ゆかさんのツイッターでもヤマト2199の事が載っていたから改変はありそうだ。)

ずっと前記事にて私が各章ごとのOVA版と1本立ての劇場版とストーリーは別の物にしてほしいと願ったのだが、こんなになるとは思わなかったわ。


それに西暦2202年の選択と副題のようなものがついてくるが、言い換えれば(福井晴敏が設定した)西暦2202年の選択(ヤマト260年の選択)じゃないかと思ったわ。

「宇宙戦艦ヤマト」から「宇宙戦艦ヤマト復活篇」~「YAMATO2520」までのオリジナルシリーズとはまた別の(福井晴敏)ルートを作ろうとしているだろうか。
そうであれば、オリジナルヤマトシリーズの西崎義展氏、ヤマト2199、2202の西崎彰司氏への反乱になっちゃうんじゃないかと思ってしまう。→これが俺のヤマト歴史だとか言っちゃいそう。

はっきりしている点は「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」へとつなげるように設定・構成していると言う事と宇宙国際ステーション完成からを分岐点として彼なりに設定した歴史がガトランティス戦役までと続くドキュメンタリー作品になるようなものだが。

なぜドキュメンタリー作品か、それは最近ドキュメンタリー作品や番組に人気が高まってきているからだ。
それに「戦艦大和」と「宇宙戦艦ヤマト」を再び知ってもらおう、思い出してもらおうとするアピールも込められている。
ドキュメンタリー作品なら2時間でも出来る。うまくまとめればね。

下手したら「宇宙戦艦ヤマト2199」、「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」、「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の設定はなくなり、この新作を起点としたルートを続けようとする脚本担当の野望が見えてくるかもしれない。
これが成功するかは来年の1月15日上映にてはっきりわかるだろう。

面白く制作するのはいいけど、宇宙戦艦ヤマトから復活篇、YAMATO2520までのオリジナルヤマトシリーズには繋げないでほしい。
オリジナルはオリジナル、リブート・リメイクはリブート・リメイクと分けていただきたい。
これは守ってほしいのである。


認めるのは主役が「宇宙戦艦ヤマト」であること。
これだけは言える。
西崎義展氏も昔おっしゃっていた言葉でもある。

長くなりましたがそれではこれにて、ご覧いただきまことにありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ちしております。

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