戦艦「大和」は現在多くの人々の間で、「無用の長物」と批判されていたのは、現在の考え方に沿っていれば仕方がない事だと思う。
当時はこの戦艦「大和」の建造が合理的だったと言えるのは、当時の列強海軍の常識という大艦巨砲主義が世界中でもこだわりがあったからだろうと思う。
太平洋戦争時代の日本の戦艦建造技術は今では考えられないほど、世界の先を行っていたのだろう。
表向きではアメリカに負けているように見えるが、人間が入った魚雷とか艦載機を積み込んだ潜水艦とかね。
もし戦争に勝っていたら、防衛の為の軍技術も進化し、宇宙戦艦も建造していたのではないだろうかと考えることもある。
この戦艦「大和」に搭載された46cm主砲は、海外に知られず極秘で計画し生産し搭載されたものだった。
もちろん戦艦「武蔵」にも搭載されている。
主砲弾には、敵艦を破壊するための「徹甲弾」と対航空機用の「三式弾」の2種類で、徹甲弾は敵艦の手前の約25mで海面に対して約17度で海中に潜り、敵の装甲を破って中で爆発するもので、ワシントン軍縮条約によって廃艦となった大型戦艦土佐を使って実験結果が得られた為水中弾は極秘扱いとなっている。
命中する為には、地球が丸いという事から遠くの敵を見つける為に測距儀や艦橋は高いに位置にある方が有効だったわけです。
敵艦を見つけた時、9門同時発射して着弾時に発生する9本の水柱を測距儀で確認して、着弾の散布界が敵艦を包むようにデータ修正してから発射するのは当時のやり方だった。
もう一つ三式弾、「宇宙戦艦ヤマト2199」で使われた三式弾は似ているけど違うもので、航空機に対して使うものであり、手りゅう弾に似ていると思うけど、中に大量の散弾を詰めて時限信管でタイミングを合わせて爆発させて編隊を多く撃墜するものでした。
例えと言えば、花火と言えばわかるかな。
当時はレーダーもなく的を絞れず撃っていたと思われる。
もし、この三式弾による砲撃技術がもっと進化して、数秒単位で敵を絞って花火のように撃っていたら敵も戦艦に近づけられなかっただろうか。
魚雷対策でももっと練っていれば、何らかの方法があったのかも知れない。
→gendai.media
この記事は昔出たものを再度アップしているという事は、この戦争技術を忘れて欲しくないからだろう。
防衛の為には、いつかは確認しておくと未来技術への参考になるかもしれない。
それではこれにて、最後までご覧いただき まことにありがとうございました。
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