2023年11月3日、文化の日である今日、日本ゴジラ新作映画「ゴジラ -1.0 (マイナスワン)」が上映開始されました。
2時間ちょっとありましたが、面白く楽しめました。
前に公開された「シン・ゴジラ」よりももっと面白くなっている。大変良かったです。
ストーリーはそこそこかな、なぜかお涙頂戴となっているのは、ゴジラ映画で初だったっけ?(泣く人が続出していた。劇場を出た時は皆さん清々しい顔ぶれに。)
少しネタバレが含まれるかもしれませんが、ストーリーは書きません。(もう忘れたわ。)


1954年公開の映画「ゴジラ」のオマージュのような感じになっていて、令和版「ゴジラ」ってイメージになっていました。
いかにもゴジラらしい作品。

監督は山崎貴氏であり、「spacebattleship ヤマト」や「永遠の0」、「アルキメデスの大戦」とかを制作した方なので、1945年の時代と言えば太平洋戦争末期なので戦艦やゼロ戦は出るんじゃないかと思ったけど、出ましたね。
ゴジラVS戦艦、船、震電(試作で終わってしまった局地戦闘機)が出る。

太平洋戦争末期、主人公がある島へ特攻から逃げる事から物語が始まる。
ゴジラサウルスが出て、恐ろしい展開に。
戦争の後期だったと思うが、復興を進めている東京にてゴジラ出現、大暴れするゴジラ。
東宝は製作委員会に頼らないで本会社で製作したから好きなのがやれたわけね。
でも資金の制限があったのか、VFXを使用したゴジラのシーンは多くなかったけど、インパクトあるシーンが多く、ゴジラに襲われるシーンもあって、怖いゴジラを表現している。


ゴジラが口から吐く熱線放射のシークエンスはなかなかよかったけど、背びれが光るのはいいが、なぜか背びれ群の真ん中が光って背びれがドンッと上がるのはいただけなかったね。
機械っぽく見えたけど、生物なんだからさあ。
ゴジラの咆哮の声は映画館で聞くに限るね!
スカッとするわ!ストレスが吹っ飛ぶわ!

キャストだった浜辺美波さんの役って不運で大変でした。
ゴジラに噛まれた列車の二つ目の端っこでぶら下がったり、熱線放射による爆発が原爆を超える破壊力になっていて、衝撃波による突風で飛ばされて奇跡的に助かったり、君は生き残るべき人間だと応援してあげたくなる。

攻撃を受けても損傷を受けた部分の細胞が高速再生したり。
1954年ゴジラはオキシジェン・デストロイヤーだったけど、今作は1945年の時代に合わせた作戦になっていてそれはそれで面白いが、なぜかゴジラさんが浮き輪をして急上昇?しているのが笑えるわ。

ラストでゴジラを倒すが海の底へ沈む時、細胞が再生されていたのは、人類がいくら方法をとってもゴジラを倒せない、まさしく日本の神のようであり、日本の無慈悲の象徴でもあったと思う。
人類がゴジラに敬礼するシーンはじーんと来るね。
敵を倒せば、我々とよく戦ってくれたと称える意味でもあろう。
それは太平洋戦争時、戦艦大和を沈めた米軍も敬礼しているのだから。
試合でも終われば、礼をするのと同じ事ですね。

外国人をあまり出さない日本人の為の作品、これもよかったです。
その為に太平洋戦争末期を舞台にしたのだろう。

全高は1954年ゴジラに合わせるかのように、50.1mと設定されておりました。
100mも設定しないのがよかったです。

山崎貴監督の癖も出てくる。
それはゴジラがしっぽでビルを倒す事、それは変える事はないだろうと思う。

なぜか橋爪功さんやシン・ゴジラの市川実日子さん?に似ていた人がエキストラで確認されている。
本人かは知らないけど。

面白かったなあ。
また観に行きたくなるわ。

【追記:2023.11.5】思い出したことですが、戦艦同士のニアミスもありました。
宇宙戦艦ヤマト作品で、宇宙戦艦ヤマトとアンドロメダのニアミスを再現しているのですね。
山崎貴監督さんってヤマト好きだね。

パンフレットです。
ゴジラの頭文字であるGを使っているが、まるでエイリアンの女王のイメージにも見える。

チラシです。
キャストの組み合わせもなかなかよかったと思います。

チケットです。
待ちきれず、朝早くから観に行ったわ。
予約すれば100円割引されました。お得!

それではこれにて、最後までご覧いただき まことにありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ちしております。

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