今日から『赤毛のアン ~グリーンゲーブルズへの道~』がリバイバル上映開始されました。

ずっと昔一部の劇場で上映されていたそうですが、当時は私も知らなかったですね。
この作品は高畑勲監督が、総集編を作る気はなく断っていたが、一部をまとめたものならと引き受けて編集・製作したものです。

昔リアルタイムでTVシリーズ全50話を鑑賞したものですが、再度この作品を見直すと懐かしくなりました。
あの時はアンの成長の物語だと思っていましたが、今観るとあの声優の特有の声、自然の美しさ、アンのセリフや想像が素晴らしかった。
制作時、場面設定・画面構成を担当していた宮崎駿氏はアルプスの少女ハイジのようなイメージを推していましたが、それだったら物足りなかったかもしれません。

男勝りのような部分を持つアンだから、高畑監督が選択した声優のおかげで新鮮さも加わって素敵な作品に仕上がっていました。
映像も綺麗ですが、音楽もなかなか良いですね。
DVDは持っていませんが、TVシリーズのBD-BOXが発売されるので購入して見ようか。


左にあるのが入場特典ポストカードでした。
パンフレットは冊子状態でなくてレターのような紙袋に前後に背景と説明を加えたボードが数枚入っておりました。

50周年と言うのは世界名作劇場50周年という事ね。

日本アニメーション株式会社 NA
→『赤毛のアン ~グリーンゲーブルズへの道~


それではこれにて、最後までご覧いただき まことにありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

コメント一覧
  1. 最近再アニメ化されましたが髙畑版の良い部分をあえて避けたような作りになってますね、絵柄も近藤氏のキャラに寄せている姑息さに腹立たしさを感じます。

    • 高畑監督さんだからこそ日本人の心に寄せて描いたもの(構成・台詞、キャラクターデザインなど)だからオリジナル作品はよかったですね。
      会社も監督も変われば、キャラクターデザインなどが変わるのは仕方がないなあ。

      近藤喜文さんのキャラクターデザインは、ジブリや日本アニメーション株式会社が商標権として保護し続けているなら使えないでしょうね。
      ジブリが制作したら宮崎駿が乗り出してハイジみたいになる可能性が。

      「アン・シャーリー」を見れば、まるで「トム・ソーヤの冒険」のキャラクターデザインじゃないですか?
      きっと「君の名は。」、「天気の子」、「ガラスの戸締まり」で人気を得たから、その作品のキャラクターデザインを担当した土屋さんを起用したと思うよ。
      彼が近藤さんデザインに近づけたらどうしてもあんなになっちゃうんだ。
      「赤毛のアン」スタッフだった方が今作に原画などで参加している方がいれば、感想が聞きたいものです。
      「グレンダイザーU」では「宇宙戦艦ヤマト」の友永和秀さんらが参加されていたところもありました。

      • 髙畑版と違うものにしたいにならキャラも完全新規でやればいいのと思います
        。原作のイメージを絵にしたら皆が近藤キャラになるわけではないでしょうから、結局近藤キャラを下敷きにしたアレンジの域を出ていない印象です。私には高畑版の出来の悪い二次創作という印象です。

        グレンダイザーUについては友永氏やスタジオZ5の面々が参加してくれたのは嬉しかったのですが、出資者のアラブの富豪やファンもあんな物が見たかったのではないだろうなぁというのが素直な感想です。友永氏は劇場版999のアルカディア号の戦闘シーンを金田伊功氏と分担で作画されていましたね、カリ城のカーチェイスも印象的でした。

        • リメイク・リブート作品はしょせん2次創作に過ぎないでしょうね。
          原作を翻訳した本でも翻訳した人によっては内容が少し異なる事もあるのだから、結局は作り手次第かな。

          グレンダイザーUの感想はアラブの方の感想を聞けばいいですが、それを探すのが大変です。
          アラブではアニメイベントを展開しているので、アラブで人気が高いアニメの正式グッズやDVDなどを売る事をダイナミックプロから供与されている。
          実寸大に近い模型も置かれています。
          たぶんグレンダイザーUのUはアラブ首長国連邦の略語であるUAEの頭文字から来ているのだと私は思う。
          本作品本編ではUに関しては最後まで明らかにならなかったから。
          グレンダイザーUAEとしてしまうとアラブの周りの国が反発を起こしかねない上、その配慮かと考える。

          金田さんの存在はすごかったですね。
          「ヤマトよ永遠に」を見た時、コスモタイガーⅡが今までのと違う!明るい部分には明るいラインを乗せている。
          ストーリーより動画、美術背景を含めた映像ショーが楽しかったですね。

          • なるほど出資者を尊重してのUですか! 第1話の舞台が中東でしたし有り得る事ですね。私は今更UFOロボでは時代錯誤感があるので、せめてその名残として後ろにUを付けたのかと思っていました。実際はUFOロボグレンダイザーのタイトルは東映が権利を持っているので、使えない事情がありそうです。マジンガーZのタイトルも東映が権利を持っているので、他社が製作したマジンガーZは衝撃Z編等になったと聞いた事があります。

            ヤマトよ永遠にに関しては私も同感ですね。あのパースがついた独特の画方を誤って解釈した2202の監督と副監督の罪は重いです。お陰で2202版のコスモタイガーのメカコレは背中が骨折していましたから(3199版セットにも名残が...)。

            本日はお付き合い頂きありがとうございました。

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