先程劇場公開された宮崎駿監督の新作「君たちはどう生きるか」。
劇場で初公開から約1か月後に発売されたパンフレットを手にした時は、中身の薄い内容になっていました。
騙された、がっかりしたとか、そんな方は多かっただろう。

この後に発売される予定が少し遅れて発売された「SWITCH Vol.41 No.9 特集 ジブリをめぐる冒険」と言う書籍を入手出来ました。
値段も10%税込と1100円とお手頃な価格だったので、ある書店では売切れが出たところもあるかもしれない。

早速読んで見ました。
プロデューサーである鈴木敏夫との対談、声優やスタッフへのインタビューも詰まっていて、色々な評論や制作裏話など沢山あって面白かったですね。
なるほどそういう解釈とか例えもあったのかと分かる内容も出てきて、納得出来る。

アオサギ男ってあの人かと笑うほど、宮崎さんの年齢の経過が分かる行動や話してくる内容とか。(もう80代だもんね。)
作品には宮崎さんが今まで制作に携わってきた作品も含めて、ジブリへの感謝も込められている。
それに昔あった実話(宮崎本人)の出来事もシーンに反映されているとか。
キャラクターは今までお世話になったあの方がモデルだったり。(そう思うとアオサギ男ってあの人かとピンときませんか。)
この作品は何回も観てほしい作品だったそう。
宣伝会社にお金を沢山取られる位なら、宣伝会社に頼るのを辞めて今はインターネットもあるからそれを利用して宣伝すれば、利益が増えて今まで携わってきたスタッフへの報酬に反映させることも出来るでしょう。
スポンサーを沢山使った製作委員会方式はやめた方がいいと私は思うし、スポンサーに頼らない形としては、あるメーカーが新商品を開発・販売したのと同じ形になるから。
儲ければ、会社(アニメ制作会社)への利益が増えることにつながるから。


この書籍はパンフレットでもなくロマンンアルバムのようなムック本でもない。
ストーリーに出てくるカラーシーンがわずか数点しかない。
あくまでもインタビュー記事をメインとして集めて特集しただけにすぎません。

パンフレット以上の書籍は、今後ジブリから作品ごとに発売されるロマンアルバムシリーズと言う書籍でしょう。
これの発売を待ちたいと思っています。
この中には、インタビュー記事だけでなく、制作裏話、ストーリーダイジェスト、設定資料などが詰まっているから。
こっちの方が1冊だけで楽しめるから。

本書籍の上に見えるのが、ロマンアルバム「天空の城ラピュタ」、「風の谷のナウシカ」、下に見えるのは「風の谷のナウシカ 水彩画集」でした。


それではこれにて、最後までご覧いただき まことにありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

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