今日「令和5年 一級建築士学科試験」が開催されました。
受験された皆さま、大変お疲れ様でした。
結果はどうしても気になりますね。

気になるのが学科Ⅱの「環境・設備」です。
これが生活などと結びつく重要な科目。
私が受験していた頃ではこの科目はありませんでした。
「施工」が難しかったらしい。

今は答えをチェック、後は設計製図試験の準備に入った方が良いでしょう。
すでに「一級建築士設計製図試験」の課題が発表されたばかりです。
製図試験って学科とは違って、脳内で考えて迅速に判断出来ないと進まないので必死になってきます。


図書館」ですかあ。
にやっとしてしまいそうだわ。
うちも「コミュニティセンター」だったから、そこらと少し雰囲気が似ているところがあるね。

2級建築士試験時、先輩が1級建築士試験を受けていた頃では、「アトリウムと小ホールを持つ地域図書館」だったかな。
簡単そうに思えたけど、アトリウム=屋外または屋内自然公園、ホール=会議室と思えば解けたかも。

課題発表を見たけどあっさりした感じだったが、ヒントが転がっているじゃないですか。
どんな問題が出ても対応出来るような考えやアイデアを沢山持つことだね。

計画に当たっての留意事項のところです。
周辺環境に配慮して計画するなら、採光面とか騒音面とか安全面、避難面、屋外施設や敷地内にある公園などもあり得るし、敷地と道路の段差や勾配敷地だったりする。
メインとサブの出入り口とかね。
バリアフリー面なら出入り口なら皆さんはすでにご存知ですが、勾配敷地の場合には注意が必要かな。
動線計画でも分かりやすいようなプランを考える事ね。
経済的に配慮した構造やスパン割、架構形式は勉強していれば分かる事で忘れないことね。
吹き抜けとかの場合でも対策できるように。

設備部分は騒音が大きい所なので静かな図書エリアからは出来るだけ離した方がいい。(地下階があるかどうかがわからないが。)
セキュリティ面を考えると、一般客の出入り口は1箇所だけがいいのかも。(本の盗難を防ぐなど。)
でも非常時の避難扉などは一般の出入り口とは別に計画しておいた方がいいのかもね。

一般書籍だけでなく、新聞を読む、ビデオ鑑賞(これは問題に含まれた場合のみ)、子供の為のエリア、勉強の為のデスクコーナーやデジタルエリアのデスクコーナー、ラウンジなども考えた方がいいので、多くの図書館を見て回るといいかな。
実際にあるところで見に行った方がいいのは、目的別に必要な面積(縦x横(m))の感覚をつかむ為。
行けなくても資料などを読んで行けば分かると思う。

後は法規ですが、2方向の避難、重複動線のチェック、斜線、防火区画や防火設備、耐火建築物なども気を付けるといいね。
基礎工事に関しは地盤に配慮したものを選べば十分ですが設計条件の方でもよく読むと良いです。

応用は要らないですし、設計条件を十分満たすような図面を書けば十分ですから。
設計製図問題を書いた人はどんな図面を先に書いていたのかを過去問題から読み取って考えるといいのかもしれない。
問題作成者:数人いるそうですが、簡単な条件を出し合って設計図面を先に書く→設計条件と言う問題を細かく書く。
受験者:問題を読み取る→設計図面を書く。
もちろんひっかけもある事にも注意ですね。

製図道具では転がったりしないものを用意することがお勧め。
ペンならフックが付いているもので十分。
鉛筆は避けた方が良いですが、鉛筆を使いたいなら鉛筆位の太さのあるシャープペンを使用した方が無難かな。

今でも自宅のデスクに残っていたので筆記用具の写真をアップ。
2種類のシャープペン型消しゴム、0.7mm、0.4mm、0.5mm、消しゴム(製図試験時から使用していない。)、メーカーは統一しない方が気楽で、大型文房具書店で触ってみて決めました。
後は蛍光ペン3色と赤ペン位(警告用、気付け!用)あれば、筆記用具はこれ位かな。


頑張ってください。
あの女優の田中道子さん(霊媒探偵・城塚翡翠にて刑事役)も受かったのですから。
季節の変わり目の風邪には要注意を。

政府の本部では、当選した議員に花を飾りますが、資格学校ではタイムカード入れから落ちそうになった人のカードを取り出して残りの人数が多ければ多いほど喜ぶらしい。

それではこれにて、最後までご覧いただき まことにありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
















おすすめの記事