名作映画「エイリアン」の前章にあたり、「プロメテウス」の続編でもあるリドリー・スコット監督作品「エイリアン・コヴェナント」を鑑賞してきました。
映画館でもがらりとしており数人しかいませんでした。
映倫区分による観覧年齢制限として15歳以上の方しか観れないようになっています。
その為グロイ部分がありますね。
軽くさらっと観れば面白いと言えるが、なぜこんなストーリーにしたのかなと考えてしまいます。
ラストシーンを見れば経過の出来事しか思えない。
過去のエイリアン・シリーズのすごいシーンを再現したりしてファンサービスをしているような気がしますが。
出てくる人名を詳しく知りたいのであれば、映画「プロメテウス」を観ておくとつながりがあるのがわかると思いますし観なくても1つの物語として鑑賞できます。
冒頭の社長らしい人とデヴィッドが出てくるシーンは要らない、映画「プロメテウス」に組み込むべきシーンだと思いたいところですが最後まで観れば、エイリアンだけでなくアンドロイドの恐怖を描いているのではないかと思われます。
ーーーー以下ネタバレーーーー
移住の為に宇宙船「コヴェナント」号には2000人の入植者と1000人位の人間の胚を乗せています。
宇宙での衝撃波とか言うトラブルに会った時、乗組員達が休眠から目を覚ますが、船長は眠ったまま焼かれてしまう。
修理中に謎の電波を捉え、解析すると近くの居住可能な惑星から送信されているのがわかる。
調査隊を出し探検する中で、「プロメテウス」のラストに出ていたデヴィッドとエリザベス博士の乗った宇宙船が墜落しているのを見かけるが、二人が黒い血の胞子のようなものが耳鼻から入り体調を崩してしまった為、着陸している船に戻るも、トラブルに会ってしまう。(なぜ宇宙服を着ないのか疑問が残る。)
船内では一人の背中から、もう一人は戻る途中で倒れたのち口からネオモルフが生まれ急激に大きくなりながら仲間を攻撃する。
戦闘の中で着陸船は爆発するが、突然現れたアンドロイド・デヴィッドが放った照明弾によって2体のネオモルフは姿を隠してしまう。
彼の案内によって廃墟へ向かうが生体実験が行われていました。
そこで女性にかみついたネオモルフを倒した船長はデヴィットに騙されてエイリアンの卵から出てくるフェイスハッガーに襲われ、胸からチェストバスターが出てくるかと思ったらエイリアン・プロトモーフの幼体の姿でした。
別場所にても一人がフェイスハッガーに襲われたが剥がせたもののすでに遅かった。
倒す前にエイリアンの卵を口内へ瞬時挿入したのだ。
そんな一人を逃がそうと、もう一人は先の大きくなったプロトモーフに襲われてしまう。
ある部屋でダニエルが見つけた絵にはあのエリザベス・ショー博士の無残な姿、エイリアン創造計画があった。
デヴィットに襲われながらも後から駆け付けたウォルターに助けられ逃げ切る。
デヴィッドとウォルターのアンドロイド同士の戦闘が始まる。
ウォルターがデビッドを倒してしまうがなんだか変なシーンがあった。
デヴィットが何かやらかしたのかも。
その前に笛を教えていたシーンにはウォルターを狂わせ生体実験のデータを体内に埋めるような音楽データがあったのだろう。
AIって恐ろしいですね。AIに頼ってはいけないのがわかる。
コヴェナント号との通信が回復出来、もう1隻の着陸船が向かうが、プロトモーフに追走されるが何とかクレーンを使って倒せた。
コヴェナント号内で、「船内に未確認生物あり」。
助かった一人のお腹の中にエイリアンがいたからだ。
2人のカップルも犠牲になりながらウォルターとの連携でエイリアンを作業車の刃先でとどめをさしながら宇宙へ放出する事に成功。
眠りに着く前に会話の中で、デヴィッドだと気づいた女性ダニエルはカプセルの中で暴れながら眠りについてしまう。
ウォルターは乗っ取られたのか、口からフェイスハッガーの幼体をカプセルに入れたものを人胚のカプセルが収められている引き出しの中へ2個並べる・・。
ウォルターではなくそこにいたアンドロイドはデヴィッドだった。
左腕の損傷を見ればウォルターだったけどね。どっちなのかわからない。(1度しか見てないので。)
エイリアン・シリーズに出てくるゼノモーフと同型であるエイリアン・プロトモーフはアンドロイドとしての任務を果たせず、色々な感情から好奇心が生まれアンドロイドの道を踏み外してしまったデヴィッドによって作られたものでした。
次作はオリガエ-6での出来事かと思いますがリドリー・スコット氏は「プロメテウス」と今作との間の出来事だとおっしゃっていたこともあり、どちらかになると思います。
それから今作は3部作のうちの1作であり、残る次作もヒットすればエイリアンの新しいシリーズ制作に関わるとおっしゃっている。
次作が中間での出来事であれば、新シリーズでは今作の続きから映画「エイリアン」までとのつながりがある3部作になると思われる。
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最後までお読みくださいまして、まことにありがとうございました。
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