8月上旬って戦艦や宇宙戦艦ヤマト、松本零士関連作品が集中する期間だった。
今日の8月5日は、宇宙戦艦ヤマト劇場作品第2弾「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」が劇場公開された日であった。
古代進と森雪との愛のシーンや仲間との絆など多くのファンの心を捉え、女性ファンたちを泣かせたと言う人気作品になりました。
なかなかしぶとい敵の演出もうまかったし、絶望的になったらどうするかを考えさせられる事もあった。
宇宙戦艦ヤマトを終わらせるつもりで制作された作品であった為、エンディングに「ヤマトを愛してくくださった皆さん・・・・さようなら」とテロップが流れました。
バックで流れる「ヤマトより愛をこめて」と言う歌は一生忘れることがないものになりました。

あの爆発シーンの詳細はファンの思いに委ねると西崎義展プロデューサーが話されていました。
ヤマト爆発の詳細シーンが描かれない為、後の新作作品が出来ても影響を最小限にしたかったのではないかと思います。
「宇宙戦艦ヤマト完結編」ではヤマト爆発をはっきりと描いている。
「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」のラストで島大介が生きているので「YAMATO2520」にも繋がりやすかった。
「ヤマトよ永遠に」の300年後の世界を描くつもりだった初期企画にもつながりやすかったが、古代進の子孫と言う点に問題があった為ボツになったのではないだろうか。(古代進の子孫が生きているのは「宇宙戦艦ヤマト2」からのルートで宇宙戦艦ヤマト復活篇まで続く)


西崎義展プロデューサーと松本零士氏との対立があった為、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」は西崎主導だったけど、「宇宙戦艦ヤマト2」は「若者を生かして帰す」と言う考えを持つ松本零士氏に委ねる事になった。
しかし「宇宙戦艦ヤマト2」と言う作品の出来があまり良くなかった為、「宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち」を作ってしまうが、それだけでなく「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」がブーム再燃してしまった為、多くのスポンサー、テレビ局からの続編制作要望があり、悩んだところ続編「宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち」制作と言う流れになった。

この「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」も好きです。
特攻は許せない行為だけど、戦争に負けて悔しかった昔の日本人らしい思いも沢山込められていただろうなと思う事もある。

あのセリフを覚えていませんか。
松本零士アニメの人気キャラクターであるキャプテンハーロックからの言葉もそうでした。
「男なら危険を顧みず、死ぬと分かっていても行動しなければならないときがある。負けると分かっていても戦わなければならないときがある」
キャプテンハーロックが古代守になって古代進に語りかけるようになって見える事もあれば、ハーロックが古代進とダブって見える事もある。

下手に「1000年女王」の雪野弥生が「銀河鉄道999」のプロメシュームと結びつくより、作品は違っても裏ではどこかでつながっている方が好きです。


戦艦「武蔵」が竣工した日でもあった。
戦艦「大和」同様で大和型2番艦として建造され、戦場に赴き、敵攻撃を受けて沈没するまでかなり時間がかかった点はアメリカも驚きだった。
英霊に敬礼。


明日は宮川彬良指揮による「宮川彬良×シエナ・ウインド・オーケストラ “宇宙戦艦ヤマト祭り” 《YAMATO & VILLAINS !!》 長野公演」が開催されますね。
行ける方、すっかり楽しんで行ってください。
せめて私の地元でもやってほしいわ。



それではこれにて、最後までご覧いただき まことにありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

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