2019年のシド・ミード展にて展示された「YAMATO2520」の断面図。
これはシド・ミード氏によるCADデータではなかった。
データが現存せず、紙に書かれた原画の所在が不明になっていたものをやっと発掘して多くの関係者の作業によって仕上げたものでした。
高解像度撮影をした田島照久さんが1枚の図に合成して壁展示のプロに依頼したそうだ。
写真が載っているので見れば分かるだろう。
左2段目の写真のYAMATO2520の艦首側の下にもう一つの図がある。
これは正面側から見た主砲ですがひょっとして初公開なのかな。
→渡辺 繁@スカイフォール（１）
こちらが発掘された原図はトレペですがトレペとはトレッシングペーパーの事を指します。
少し透けて見える紙で良く図面の手書きに使われていました。
原図を見るとCAD出力であるはずが手書きだった事が判明されていて関係者は驚いたとか。
CADデータ出力に使われたCADはMac版のクラリス社のクラリスCADだと言う。
たぶん大型サイズプロッターが出なかったか買えなかったか、販売されていなかったかわからないけど出力できる紙を何枚か組み合わせて大きなトレペ用紙を上から重ねて写したのではないかと思う。
図面に書かれている縦線が連続しているのは10ｍ間隔になっている。
YAMATO2520の全長は400m弱となっているのが分かる。
→渡辺 繁@スカイフォール（２）
新劇場版ヱヴァンゲリヲン新作の劇場公開時期の延期を発表されていた庵野秀明監督もシド・ミード展を訪ねており、バンダイスピリッツに出してほしいと要望されておりました。（少し希望が出てきたかな。）
→渡辺 繁@スカイフォール（３）
プラモデル商品とかを出すなら1/1500とか1/1000スケールじゃなくて1/500か1/350スケールモデルを出してほしいですね。
余り組立パーツが小さいと折れやすく紛失しやすいからね。
「YAMATO2520」の続編製作依頼も「東北新社」と西崎彰司氏に要望を出された方がよかろう。
かなり要望が集まればアニメ作品の続編制作が可能になると思います。
でもVol.0かVol.3まで制作済ですがネガフィルムとかマスターフォルムとか残っているでしょうか。
残っているならBD/DVDとして再販してほしいですね。
むらかわみちおさんがインスタグラムにて森雪の画をアップしてくれました。
2013年に描いたラフ画で未発表作品だそう。（貴重ですね。）
3色の森雪になっていました。
→むらかわみちお/instagram
それではこれにて、最後までご覧頂きましてまことにありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ちしております。
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