宇宙戦艦ヤマトシリーズ劇場作品第4弾である「ヤマトよ永遠に」。
この作品のBlu-ray化が決まり予約した所、届きました。
ジャケット画は古代守とイスカンダルのスターシャの間の娘であるサーシャとヤマトに銀河を背景に持ってきた当時の宣伝ポスターの1枚でしたがなかなか良い。
イラスト絵だったらがっかりするかもしれません。
好みに分かれてしまいますから。
時間が少ないので少しだけ確認すべきところだけ試聴してみました。
映像はBlu-ray化している所だけあってとても綺麗で文句なしで画質は向上していました。
暗黒銀河を抜けた時の白色銀河、二重銀河の表現も素晴らしい。
これを見てわかるように、亡き西崎義展プロデューサーは映像の先進技術にも挑戦していたのである。
宇宙戦艦ヤマト劇場版から順番に見ていくと理解出来るのであろう。
セル画も綺麗になっており見る価値はあると言える。
問題だったスクリーンサイズと言うか肝心の上下カットはDVDよりよくなっており、冒頭の敵母艦から降下兵が下りてくる時の敵母艦の全景も見れるようになっていました。
DVDの時の問題を改善してくれたのだと思います。
気になった「ワープディメンション方式」に関してはうまく再現してくれます。
映画館は両サイドのカーテンを使うので少しずつ広がる感じでしたがスクリーンサイズの異なるフィルムの切り替え関係上仕方がないです。
黒帯の色に関してはDVDではグレーカラーももやもやした感じでしたが、こちらではシャープなブラックカラーになってすっきりします。
一般的に前半分位はスタンダードサイズで画面の上下一杯に再現され、左右に黒帯が入ります。
暗黒銀河を抜けると、ビスタサイズからシネマスコープサイズに左右一杯になり、上下に黒帯が入ります。
これじゃ、意味がないよ。と思う方安心してください。
メディアのメニューでポップアップメニューを呼び出して右下にある VISTA SIZEとか四角のマークをクリックしますと、最初から両端に黒い帯が入ったビスタサイズに変わり銀河を抜けるとシネマスコープサイズとなり上下サイズはそのまま、横幅が広がるワープディメンション方式を楽しめます。
西崎義展プロデューサーは当時70mm版フィルムで上映したかったが資金不足かフィルム関係スタッフの技術不足か分かりませんが断念してしまい、少しでも諦めきれずこのような方式をとったと言う事ですね。
前編と後編の時の上下サイズはこちらのTVでは全く変わりませんでした。
プレーヤーやTVとの相性によっては出来ない場合があるかもしれません。
もうちょっとだったと思い、改善の余地があると言えば、音声です。
暗黒銀河を抜ける時、2チャンネルモノラル音声から4チャンネルステレオ音声に変わる事だったかな。
そのリアリティ差があとちょっとって感じでした。
その分はこちらの音響機器で調整しながら見てます。
最初からステレオ音声だと難しいですが、当時の音声を再現するならモードの切り替えで可能に出来ます。
特典映像は持っているパンフレット、特報、予告編でした。
特報でもスタンダードサイズ版、ビスタサイズ版共に入っていました。
バンダイさんお疲れ様でした。
素敵な商品をありがとうございました。
こちらがヤマトクルー限定版「ヤマトよ永遠に」のBlu-rayです。
上に乗ってるのがプレスキットで当時のポスター、チラシ、チケットが並べており懐かしむ事が出来ました。
最後までお読みくださいまして、まことにありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ちしております。