書籍である「宇宙戦艦ヤマト2199公式設定資料集(GARMILLAS)」が昨日届いていました。
他にも小説が届いていましたが後にアップしましょう。
前編は「宇宙戦艦ヤマト2199公式設定資料集(EARTH)」でしたが、後編の資料がこの「宇宙戦艦ヤマト2199公式設定資料集(GARMILLAS)」です。
「公式」と書いてあるし西崎彰司氏が監修してるからコレクションとして買いたいと思った書籍です。
ケースはハードケースではなく固い厚紙を折り曲げて出来てる感じですね。
絵はドメラーズ3世の上面図と下面図を並べています。
中にある書籍を取り出してカバーを広げると、玉盛順一郎氏の描き下ろしの宇宙戦艦ヤマトのメカニカルデザインになっています。
全263ページはあります。
最初の1ページめのメカは「ガイデロール級航宙戦艦(シュバリエル)」ですね。
完成画はカラーページになっており、設定作業中や決定稿、ラフ画などは手書きになっています。
クリーンアップ画が多いのはきっとラフ画が見るに絶えない画だったからでしょう。
ラフ画とは検討を重ねながら書き加えたり書き直したりする為、多くの線が重なるものが多いです。
それを綺麗にしたのが決定稿(クリーンアップとも言われる)へと流れて行きます。
よく見ると、シーンに出てくる部分だけはしっかり書いておいてると分かります。
無駄な部分は書かないのがコストダウンになりますね。
ここまで時間をかけてるのでスタッフは本当に大変なんです。
考えながらラフ画を書いて準備稿を書いてると、ラフ画に戻って書き直したりする事もあります。
準備稿を書いて決定稿まで行くとまたやり直しもあるんですね。
それが修正稿になります。
3DCGを書いてると時間がかかるので手書きの方が早いのはその為です。
惑星間弾道弾も宮武一貴氏が描いていました。
ヤマトと比較すると興味がわきますしヤマトの主砲、よう撃ってくれたなあと思えます。
背景画を書く時はパース画を使います。
それにあわせてメーターなどの大小や傾きに気を付けて書いていくんです。
ディティールも最近は多くなりましたが、場面によっては付けない所もあります。
あくまでも設定資料集と言うものはプラモデルの為のものではなく場面演出の為に必要なアイテムでしょう。
巻末を見ると2013年11月15日第1刷となっています。^^
メカの面では石津 泰志氏、よく活躍してくれました。
キャラは結城 信輝氏、スターシャの目だけは旧作の雪の雰囲気を残していますね。
セットデザインである小林氏さんもよかった。
地球やガミラスの設定画まできめ細かく描いていました。
彼らが多忙時でも補助として活躍していた方もいました。
当時の企画時であった「新・宇宙戦艦ヤマト」と言うタイトルも書かれていました。
都合により今のタイトル「宇宙戦艦ヤマト2199」になりましたが、新・宇宙戦艦ヤマトのタイトルは「宇宙戦艦ヤマト復活篇」シリーズの後の物語のタイトルとして語り継がれるべきでしょう。
左側が「EARTH」編で、右側が今回の「GARMILLAS」編でした。
公式サイトはこちらの「宇宙戦艦ヤマト2199BOOKS」です。
中のページは都合上勝手にアップ出来ないですね。
最後までお読みくださいまして、まことにありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ちしております。