スタジオジブリに属していた宮崎駿さんの最後の監督作品である「風立ちぬ 」。

一度は劇場で観たものの、細かいところとかは見ていなかったので、もう一度見たいと思って購入に踏み切る。
購入したものは「特典あり 風立ちぬ」Blu-rayでした。

特典と言うものはポストカードと紙飛行機がついている事です。
ポストカードはポスターを小さくした画になっていました。

紙飛行機の方はミシンカットされているので、丁寧に取り出し折り曲げることですぐ紙飛行機の出来上がりです。
まあ、宮崎駿監督作品の最後の特典だろうと思って、記念にとっておくことにしました。

鑑賞してみると、やはり大人向けであることがわかる。

飛行機作りの夢を追ってゼロ戦を完成する物語ですが、その間に結婚の相手である菜穂子さんが去ってしまう切ないドラマですね。

ゼロ戦はハッピーエンドだけど、菜穂子さんとの愛はそうでなくなった・・。
菜穂子さんの死と向き合ってこそ、ゼロ戦の成功につながった事だろうと思ったりします。

現実の堀越二郎でなく、堀辰雄さんをモデルにしたようなものですね。
でも現実の設計士である堀越二郎さんの奥さんは結核でもなかったですし子供もいました。

小説家の堀辰雄さんの婚約者が菜穂子さんのモデルとなった女性で、病の為になくなったこと。
菜穂子さんとは、堀辰雄氏の別小説のタイトルからとったもの。

堀越二郎と堀辰雄は、現実では同じ多摩霊園に眠る事から、それに小説の菜穂子と言う名を借用してうまく絡ませるように、宮崎駿さんは考えたのだろうと思います。

もちろん遺族にも承認を得ていました。
多分、堀越二郎さんの人生を描いただけでは面白くないからそうしたのではないかと思う。

後に「永遠の0」と言う劇場作品が出来たことは皆さんもご存知でしょう。
ゼロ戦の後半の人生に思える。

今までの作品を見てると、宮崎駿さんって軍機が好きで戦争は大嫌いと言う事が理解できる。

彼のピークの作品と言えば、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」でしょうね。
出来れば「風の谷のナウシカ」の続編を観たいです。

最後までお読みくださいまして、まことにありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ちしております。

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