先月に呉で開催された日本遺産MONTH特別企画。
JMU呉事業所見学会があり、戦艦「大和」が建造された造船所の大屋根の裏の写真が披露されました。
めったに見ない写真で貴重ですね。
大梁はトラス形式で出来ており、今みたいな高さのある梁が作られなかったから、上材と下材の間に斜め・鉛直に入れる部材を入れて上からの応力に耐えるようになっている。
小梁もトラス形式になっており、屋根上面にも下面にもブレース(筋交い)が入っている。
妻面には間柱も入っていて、妻面からの風の応力を受けながら大梁を支えている感じ。
壁や屋根には横材が同間隔で配置されて壁材(トタン)を貼るようにしている。
古い写真を見れば分かるように、移動クレーンのビーム梁でもトラス形式が使われ、クレーン受けレールもありそれを支える部分にもトラス形式が使われて、ひずみが起きにくいようにしている。
ほら、昔の鉄橋橋とか高圧電線を指させる鉄塔でもその名残が残っている。
→@SAKE_KAKUSHI
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