2月中旬に開催されたイベントでの報告があったように、宇宙戦艦ヤマトリメイク新作「ヤマトよ永遠に REBEL 3199」の制作は進行中である。
ずっと前にヤマトクルー プレミアム会員向けの会報誌である「ヤマトマガジン」でも設定資料があった。
メカデザインとキャラクターデザインが限定公開されていましたが、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の一部のデザインのように不安要素がなくオリジナル作品に沿ったデザインになっていた事は安心出来る。
一般向け公開として来月のイベントにて来場者限定として制作資料が公開される事になっています。

映画「ヤマトよ永遠に」の大目玉だった、ワープディメンション方式と言う投影方式。
これはどうなるか気になるところ。

「すずめの戸締まり」でもシネマスコープサイズとして上映されているのだから、これからも洋画に合わせてこのようなサイズとして上映されるアニメ作品が増えて行くと思います。
「すずめの戸締まり」をIMAXにて鑑賞するとなぜか上下左右に黒帯が入ったような額縁みたいな感じになっていると聞きました。
これでは不安ですね。

ちゃんとスクリーンの左右いっぱいまで投影してくれればよいですし、これが出来ればこのサイズをベースとして前半はビスタサイズとして投影して左右がじわじわと広がるようにすることは可能でしょう。
「ヤマトよ永遠に」のワープディメンション方式は、ビスタサイズのフィルムとシネマスコープサイズのフィルムと切り替わるようにした形になっている。
一瞬広がった感じになるが、その前に左右のスクリーンカーテンが移動するのが分かる。(当時は衝撃だったから覚えているわ。)
今回はデジタル上映となっているので、制作中の映像の中で左右の黒帯部分を少しずつ変えればいいだけですから。(これをやるとしたら商標権取得も必要になるかもしれない。ワープディメンション2方式とか。)
映像が動いている、生きている感じを味わえるかもしれないですね。
あるいは最初からシネマスコープサイズのままでやるのかも分からない。

映画「ヤマトよ永遠に」は「宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち」の続きとして作られたとファンや観客は見ている。
しかし、故松本零士はキャラクターを殺したくなかった事から、この作品は「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」+ TV版「宇宙戦艦ヤマト2」の続編的意味合いが強いの事、そして「宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち」の続きとはみないで頂きたいとおっしゃっておられました。
300年後(西崎義展プロデューサーの制作手記では200年後)の話となると古代たちの子孫と設定しても血が通わないことから気が乗らないので今までのオリジナルキャラクター(古代進や森雪など)はスタッフにとっては親友、兄弟、分身みたいなもので年をとらせると面倒なので永遠の18歳で押し通したの事でした。
サーシャの設定には困ったので、宇宙人との混血の特性に目を付けて17才まで急成長、後は地球人と同じく成長させることにしたの事でした。
二重銀河や新銀河は300年位後の時代と言う設定がなければ生まれなかったとか、二重銀河と言う設定は松本零士氏が考えた設定でブラックホールを抜けた先の空間を指している。

「ヤマトよ永遠に」の松本零士の原案は200年先の地球とそのまた200年先の地球が戦うと言うSF設定だったが没案となってしまっている。
(ロマンアルバム、豪華本にて記事あり)
「ヤマトよ永遠に REBEL 3199」では偽地球を使わない設定にするなら、現在の地球が3199年未来の地球と戦う設定になるのではないかと思われる。
つまり没案を使うんじゃないか、心配ですね。


新作とは関係ありませんが松本零士に関する記事もアップされていました。
「松本零士さんとの半世紀」
思い出しながら読んで見てください。
印税は要らないからという行動はご立派でしたね。
論座RONZA

つくばの科学館にて、松本零士さんの直筆のサイン色紙が展示されています。
讀賣新聞オンライン
ヤフオク!とかフリマアプリで出品されているサイン色紙には偽物が多いのでよく注意してください。


それではこれにて、最後までご覧いただき まことにありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

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