「Yamato Sound Almanac」シリーズとしてヤマト・ラブソディの3タイトルが発売されていますが、少ししか聴けなかったので昨日まとめて鑑賞していました。
まず、ギターの方。
「 YAMATO SOUND ALMANAC 1982-II ギターが奏でるヤマト・ラプソディ 」
曲にでも出てるのもあるし、クラシック曲のように静かに聴いているけど、吹奏楽のように響く事もあり、なかなかいい感じ。
ヤマト音楽に貢献したのも理解出来るし素晴らしい指使いになっています。
ギターでもヤマト曲を連想させてくれるのはすごいところでしょう。
もちろん各曲にはギター+他楽器のコンビも見られますので聴いてみる価値はあると思います。
そしてピアノの方。
「 YAMATO SOUND ALMANAC 1982-III ピアノが奏でるヤマト・ラプソディ 」
宮川さんのピアノ、鈴木さんのピアノによる曲の仕上がりになっています。
ピアノでもこんな曲が弾けるのは経験者なら理解できますがよく聴いていると曲のベースになっている所も感じ取る事が出来た部分もありました。
これを基にBGM曲を作ってきただろうね。
ピアノの素敵な響きも結構楽しめます。
次にバイオリン。
「 YAMATO SOUND ALMANAC 1982-IV バイオリンが奏でるヤマト・ラプソディ 」
バイオリンではあの交響曲宇宙戦艦ヤマトでバイオリンを演奏された徳永二男さん。
こちらでもなかなかいい音を出してくれます。
バイオリンだけでなくギターの木村さん、ピアノの羽田健太郎さんが加わって演奏された曲もあるので、楽しみが増えるアルバムに仕上がっていました。
全ての3タイトルを通して、ボーナストラックには宇宙戦艦ヤマト音楽全集・模範演奏(カセットテープに収録されたもの)を3つに分けて収録されておりピアノの楽しさに浸れていきます。
もちろんピアノの練習をしていらっやる方でも参考にぴったりの曲になっています。
販売時期は宇宙戦艦ヤマトIIIと宇宙戦艦ヤマト完結編の間でした。
この1982年はヤマトの作品も出なかった頃なのでなんらかの形でも出そうと亡き西崎義展プロデューサーの考案によるものでした。
MVに続き、このアルバムも出せたのは音楽プロデューサーの経験があるからこそ可能だったのでしょう。
ゆっくり読書しながら、ネットサーフィンしながら聞くのにもふさわしい曲ですね。
海辺での鑑賞でも似合ってると思います。
パラソルに白いテーブルと椅子を置いて海を眺めながら聞いているのも最高ですよ。