映画「ヤマトよ永遠に」にて初めて錨マークが艦首上部(フェアリーダー)、両舷に付けられた。
宇宙戦艦ヤマトⅢでもついていたが、アニメーターの苦情があったのか、宇宙戦艦ヤマト完結編の時では消されていた。
主砲砲身に付けられた参戦章はそのまま宇宙戦艦ヤマト完結編にでも採用された。
当時はファンの間でよく議論があったものでした。
錨マークや参戦章を付けた事でリニューアルしたイメージを見せたかったのが西崎プロデューサーですし、アニメスタッフの作画チームの間では苦労の連続だったのかもしれませんね。
なぜなら当時はセル画を使って制作していたものですから、原画、動画、彩色も含めて少し作業時間が増えた格好でした。
当時のプラモデルでは、錨マークや主砲参戦章のデカールもあって、貼るのに苦労した人が多かった模様。
参戦章デカールは少し長いので砲身の下側でデカール同士が重なる所でカッターを入れれば収まる事になる。
あるいは両側を挟んで回転させながら白マジックを当てれば塗れるけどね。
こんなこともあろうかと思ってね、真田さんは手操作の付いた鉛筆削りを用意してくれたんだよ。
補助材を付けて鉛筆削りに挿し込んで回転させながら書くとかね。(電気式もあるけど手操作式の方が調整がしやすい)
もし「ヤマトよ永遠に REBEL3199」のプラモデル商品としてメカコレクションが出た場合はデカールとして付けてくるでしょうね。
「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」のメカコレクション 銀河にも錨マークのデカールがついていましたから。(付ける時はかなり大変でした。視力との大戦だった。)
1/1000スケールモデルではどうだろうか。
最初からついた形で錨マークだけ白色塗りとなるかデカール付きとなるか、あるいは別パーツとして付けるのも苦労しそう。
1/350スケールモデルなら苦労しないで済みそうで、1/500スケールモデルはぎりぎりかなと思う。
錨マークは立体化されているのでそこをどうするかだ。
メカコレクションのようにデカールを付けるものを除いて、プラモデルメーカーは錨マーク付きVer.と錨マークなしVer.と両方を用意してくれたらいいと思う。
出来ればコスモハウンドのメカコレクション位はおまけとして付けてほしいものですね。
ところで艦首の波よけ(フェアリーダー)部分に付ける錨マークの位置も気になる。
「ヤマトよ永遠に」では波よけ部分に納まるようになっているが、「ヤマトよ永遠に REBEL3199」では溝部分をまたぐような位置になっている。
全章分チケットのムビチケカードの画では波よけ部分に納まっているように見える。
君はどっちがいいだろうか。
溝部分をまたぐか、そうしないか。
それに波よけ部分の角度が前側に倒せば倒すほど(横から見るとかっこよく見えてしまうが。)、前から見た時は綺麗に見えないデメリットが起きてしまう場合もありそうだね。
設定資料では角度を付けている状態になっているが。
それではこれにて、最後までご覧いただき まことにありがとうございました。
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