今年2014年7月に劇場公開される、スタジオジブリ最新作「思い出のマーニー」の監督である米林宏昌氏。

彼の初監督作品が「借りぐらしのアリエッティ」でしたので、ご存知の方は多いかなと思います。
米林宏昌氏が描く繊細優美な女性の画を厳選して収録したイラスト画集が届きました。

米林宏昌画集 汚れなき悪戯」(復刊ドットコム)

発行は復刊ドットコム。
価格は\3,000円+税となっています。

予約特典はポストカードでした。

合わせておよそ125ページ以上はあり、全てのページは完全オールカラー収録となっています。
マーニーと杏奈さんの子供の頃や成長した時のイラスト画も見る事が出来ます。

宮崎駿さんは軍機が好きだから軍機関係を描くのがうまい事に対して、米林宏昌さんは少女や女性を描くことが中心となっています。

あの鈴木プロデューサーも承知しているように、今頃のジブリの中で女性を描くのがうまいと言えば、米林宏昌さんですね。

「思い出のマーニー」のダブルヒロインのキャラデザインやヘアスタイルなどを描いて検討していた色々な画が掲載されています。

キャラデザインを決めるまでには、こんなデザインやあんなヘアカットなども検討していたことがわかります。
マーニーもシンデレラのような感じとかストレートヘアとか検討されていたんですね。

それだけなく、出会いとか仕草とか、顔の表情などの原画や動画、コスチュームデザインなども色々考えていたと、沢山のイラストがオールカラーで掲載されていました。

借りぐらしのアリエッティでもキャラデザインが決まるまで描いていたというイラスト画もたくさん載っています。
ただ決めるだけでなくて、場面によって合わせたキャラデザインもあるんです。

難しいのはレイアウト設定あってのキャラデザインかなと思う。
それがうまく出来るようになれば、すごいアニメーターになれるでしょうね。

他に宮崎駿監督作品の「風立ちぬ」では菜穂子さんを描いています。
原画、動画共にオールカラーで掲載されています。

帽子を掴んだ菜穂子さん、レストランでの食事前の菜穂子さんですね。

「コクリコ坂」の海さん、「崖の上のポニョ」のポニョと仲間たちのレイアウト設定、グランマンマーレさんの原画、「ハウルの動く城」のソフィーさん、「千と千尋の神隠し」の千尋さんも描いています。

目だけのデザインや手だけのデザインとか体のパーツのデザインも描いている事が掲載されているイラスト画から理解できることもあります。

女性らしく演出できるように描く力を、米林宏昌さんがジブリの中で一番ダントツで持ってる事もうなずける。

理由はインタビューによれば昔女性漫画を読んでいたこともあり、沢山の女子画を描いてきたからこそ描けたのでしょう。

「アナと雪の女王」が海外版なら、日本は「思い出のマーニー」か・・・。

どちらもダブルヒロインですし、児童文学などの名作作品を元にして制作されている。

7月18日から東京・西武池袋本店別館にて開催される「米林宏昌原画展」が開催されますが、ファンの方で展示会に行けないならこちらの書籍でも読んだ方がいいでしょう。
ファンならお勧めできる書籍でした。

「 米林宏昌 」/Yahoo!ショッピング

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