ゴジラ本家の新作「シン・ゴジラ」を鑑賞してきました。
しかも初日に初回から鑑賞出来ました。

ヱヴァンゲリヲンを手掛けた庵野秀明総監督が関わっています。
ストーリー展開としては危機対策として長谷川博己氏が演じる矢口蘭堂(内閣官房副長官)を主役とした政府内部の人達の行動がメインになった印象でした。

設定・構成も新鮮さを感じましたしエヴァンゲリオンを知らなければ傑作でも言えそう。
総監督はヱヴァを意識しないで制作したと言うけど、やっぱり意識して作られたと感じ取る事が出来ます。

劇中に出てくるアナウンサーの背景が真っ赤と言う事はヱヴァに出てくる赤い海のイメージを思わせてしまう。
簡単に言うと東京湾に現れたゴジラの第1次形態が蛇のように上陸して暴れまわり、海中へ消えたが今度はまともになったゴジラとして二本足で歩いて上陸。

緊急対策本部を建てて議論・作戦を重ねると言う政府内部を中心とした物語になっておりゴジラが主役でないそうだ。
だからいつものゴジラ映画とは異なる。

色々な武器を使ってもダメージはない。
爆撃機による武器を投下したが口から炎を吐く。

いつものゴジラのでなく体にたまった炎を吐いている感じ。(ゲロを吐いた感じ)
同時に背びれあたりが光って白いビーム光線群が爆撃機を攻撃。

それを見ると総監督の思い出にある「風の谷のナウシカ」に出てくる巨神兵を思わせてくれるイメージと被る。
巨神兵の動画を書いたのも庵野本人だから。

緊急対策本部では記号が無数に書かれた紙を元にゴジラ分析を進める。
核攻撃のカウントダウンが始まったところ、フランスが取りやめを申し出た。

無人機による攻撃を行い、ビルを倒す。
ゴジラのすごい所は口だけでなく尻尾からも火炎砲でなくビームを発射するところですね。(なんで下あごが割れるの?ゴジラじゃないと思いましたがそこはマイナス点ですね。)

口から化学剤?をポンプ車にて吸入する作戦「ヤシオリ」(これもヱヴァを意識したか、ヤシマ作戦もどき?)を行いゴジラの身体を凍結した所で終わる。
尻尾の先を見ると人間みたいなものが集まっていると言う事はヱヴァンゲリヲンを意識させていますね。

まあいつもの作品には見られない設定でしたので面白いと思えたがゴジラのシーンが少ないのでもっと出してほしかったかな。
それにしてもよく出来た作品になっていますしゴジラも世界に誇れる怪獣になっているところもカッコいいです。

でもエヴァ関連ものを消す、ゴジラのシーンを増やせばまたよかったでしょう。
この作品では子供が喜べないでしょうね。

余談ですが宇宙戦艦ヤマト2199の総監督:出渕裕もデザインスタッフ(政府側の施設?)として関わっていました。(エンドロールにて確認済)

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