太陽系を出た、地球より240億キロ離れたところを飛行しているボイジャー1号のシステム復旧に成功し、5か月ぶりに解読可能データを受信出来たという。
2023年11月に発生したトラブルによって解読不可能のデータが届くようになってから、NASAチームはシステム再起動を試み、原因を探ろうとした。
今までの形式ではなかったものの、NASAのディープスペースネットワークで解読する事に成功。
調べたところ、飛行データシステムのメモリーの3%が破損していたことが確認された。
原因は劣化の可能性の他、宇宙空間からのエネルギー粒子が衝突した可能性も考えられた。
これは将来有人宇宙船が探査する時には参考になるデータですね。
チップに保存されたコードの損失により、科学データと工学データが解読出来なくなっていた。
チップを修理する手段はないので、チップに保存されていたデータをシステムのメモリーの別の場所に移すが、区画が見つからないことからコードをセクションに分割して飛行データシステムの別々の場所に保存する事に成功。
工学データのパッケージ化に必要なコードを見極めた技術者は、同システムのメモリーの新しい場所を差し出すコードを4月18日に送信して4月20日にはコードの修正が成功して、解読可能なデータを受信出来る状態になったという。
現在、ボイジャーへ信号を送るまでに22.5時間かかり、往復で45時間かかる。
遠くまで行ったボイジャー1号。
未だに異星人との接触はないですね。
太陽系を向けて捉えた写真1枚が見たいのは私だけではないだろう。
→CNN.co.jp
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