時に西暦2014年10月11日早朝出発し、JRに地下鉄に乗り換えて映画館へ直行し、映画「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」を鑑賞してきました。
早めに着いたのはいいけど上映まで1時間も余裕があった。
まずは目標だった絵コンテがついている劇場限定BDを含めて他の新ヤマトグッズも購入しました。
もちろんパンフレットも入手しました。
シアター内では330席位ありましたが20%は埋まっていなかった感じでした。
総集編であること、ラストのEDが水樹奈々さんの「BLUE」であること、同時にネット配信もあることが重なって観に行く方が多くなかった印象でした。
行く方はBDがほしい、特典、グッズが欲しい、大画面で観たい、5.1CHを楽しんでみたい方ばかりだったでしょうね。
映画「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」を鑑賞してみました。
以下だいだいネタバレになりますが・・・・。
冒頭は冥王星での反射衛星砲による攻撃を受け、海に沈むヤマトから始まっている。
あれ?なぜ?
これは最後まで見てほしいというスタッフ達の考えでもあろう。
なぜかシュルツの出番もあまりない。
それからささきいさおのOPから始まり、青い地球に遊星爆弾が落ちる。
ナレーターは森雪役の桑島さん、途中でのナレーションは古代進役の小野さんだとはびっくりしましたが、新鮮な感じでした。
夕日に眠る大和を見つけてからヤマト発進。
ワープや波動砲など重要な舞台なんかを使わずにまとめて使ってるシーンを使うことで時間を抑えたことがみられる。
後にメルダが出てくる為、メルダと出会う話の一部・次元断層を使用。
中性子星カレルではドメルの作戦と絡んでくる。
ビーメラ4では伊東らが反乱を起こしていたがその部分が無駄だったと思います。
亜空間ゲートはバラン星と絡むのでセットになる。
そして七色星団でのドメルとの決戦では新規シーンが多くみられる。
惑星レプタポーダにて修理を終え、大ガミラス星へ。
書き換えられるかと思ったらTVシリーズとあまり変わらなかった。
イスカンダルへ着き、コスモリバースシステムを受け取り、地球へ向けてヤマトが飛び立つ。
元祖ヤマトテーマ曲でなくTV版そのもの。
と、続くかと思ったら、エンドロールが入る。
後のTV版のシーンが流れながら水樹奈々さんの「BLUE」が流れる。
いい曲だと思うが、なぜ沖田艦長の名セリフが流れないのか。
ラスト前で雪が撃たれるシーンもないのに、沖田艦長が死ぬ?だけでコスモリバースが再起動するって編集がおかしいですね。
沖田艦長の「何もかも皆懐かしい」「バカメ」なども出てきませんでした。
最後には地球が青くなっていました。
むらかみさんの描きおろしのイラスト群では心が和みますね。
ヒス副総統が優しいおじいちゃんになっていて、ヒルデさん子供たちが花みたいなのを差し上げているところは可愛らしいです。
ガミラスではユリーシャが演壇に立って講演をしていて、皆が楽しそうに話をしている。
酒に強い真琴さんが楽しそうにしているところで、酒に弱いサブちゃんが酔って眠ってるところも、癒される。
イラスト以外ではすっきりまとまった感じですが、OVA版・TV版の設定を書き換えることはなかった。
そういうこともあって評価が分かれている。
たぶん大人の事情もあるし、初代宇宙戦艦ヤマト劇場版の構成と同じではスポンサーも納得がいかなかっただろう。
視点を変えてみると、ヤマトファンの思い入れがあるシーンを見たかったら、旧作の方を鑑賞しておけとスポンサー達の声が聞こえてきそうだ。
ヤマトを知らない方がみても面白いと思える作品であることが優先だったのだろうと私は思います。
森雪もよく出ていましたが、ナレーターでも森雪の声から始まるということは、森雪の視線から見た航海日記みたいな感じもあったでしょう。
イスカンダルを出たところで物語が終わるのは、冬に公開される「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る箱舟」の事を考えての事だろう。
つなぎも少しはあるようですし・・・。
早い評価は待つとして星巡る箱舟の作品を鑑賞してからまとめて評価した方がいいかもしれない。
「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る箱舟」の最新ポスターをよく見ると・・・。
背景の奥は白色彗星ですよね。
ということは、宇宙戦艦ヤマト2かさらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たちのリメイクでも作るのかを伺わせる。
桐生美影さんが重要な役割を果たすし空母も出てくる。
月での戦闘もあるかもしれないし、予告編では戦艦大和も出てくる。
総監督だった出渕裕さんは、昔宇宙戦艦ヤマトIIIによく関わってることから、惑星ファンタムのネタを使うのかもしれない。
宇宙戦艦ヤマト2199ではよくガミラス、ウルフが出ていたのは、宇宙戦艦ヤマトIIIでもガミラス面、ガルマン・ウルフがよく出ていることに影響を受けていることがわかる。
思いついたことですが、土方さんが出ていますよね。
彼の出ているシーンがきっかけでアンドロメダを建造することにつながっていくのではないかと考えたりします。
ガトランティス艦隊の武器がますます強烈になっていくと考えれば、波動砲を備えた地球艦隊建設を急ぐようになっていくのではないか。
だから地球再生をしながら建造を急ぐのではないか。
となりますと、さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち、宇宙戦艦ヤマト2のリメイクもスポンサーや上からの要望が出ているのであれば、少しずつ進んでるだろう。
どのようにしてスターシャから波動砲使用許可を得るのか、そんなシーンは後の作品が作られる時にはっきりわかるだろう。
あれこれ言いたいこともあるけど、アニメスタッフでないと作れないしこれをやりたいならアニメの手間かかることをやれと言われるから文句は言えない。
文句をいいたいなら観なくてもいいこと。
私はヤマトファンだからどんな作品になっても、先入観を捨てて鑑賞しています。
人によっては考え方がいろいろあるだろう。
グッズもほしいものだけ買ったが多かったのでパンフレットと劇場限定BDのみアップしておきましょう。
絵コンテがぶ厚いですね。
約4センチはあります。
パンフレットには新情報が入っていました。
森雪の新フィギュアが出ることでした。これは買うぞ!
ヤマトの物語について少しは考えようかなあと思います。
長くなってしまいましたが疲れたならお詫び申し上げます。
最後までご覧になって頂きまして、まことにありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
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