昔掲載された「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」以降の漫画を集めて復刊された書籍が届きました。

「宇宙戦艦ヤマト2 《冒険王 オリジナル》 復刻決定版 上」

復刊ドットコムより復刊され販売された書籍です。

設定資料数ページを含めて合計290ページもある。
結構な厚さになるから上巻と下巻と分けられているだろう。

表紙の宇宙戦艦ヤマトの正面図は掲載漫画「宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち」でのヤマト画を利用している。
最初にあの懐かしい3Dヤマトに、宇宙戦艦ヤマトのテーマ曲が4番まで載っている。

宇宙戦艦ヤマト2をベースにしたような感じで、アンドロメダ艦長には土方が就任している。
しかもカラーページなので当時を再現しているのがいい。
また、ヤマト発進シーンは載っておらず下巻に掲載されると見る。

初めて見る漫画「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」はアニメをそのまま再現した漫画になっていて、小学3年生に掲載されたもの。

漫画「宇宙戦艦ヤマトIII」も初めて見るね。
あの森雪が土門竜介をビンタするカットがすごいし森雪が説得しているのもうまく描かれている。
ラム艦長、ダゴン将軍も出てくる。

キャラやメカの設定資料も載っている。
松本零士がデザインしたガトランティス(ガトランチスと書かれている)のキャラが個性的である。

ズォーダーがソード、サーベラーがサーベルと言うのも剣もじりだったとか、ズォーダーの腰には剣が下げられていた。

アンドロメダはランボルギーニ・カウンタックが元だとかいう人がいたがあれは後付けか勝手な想像だろう。
散弾銃であるウィンチェスターM21とM1873をイメージしたものだと説明されている。

松本零士は漫画でヤマトを書くとき波動砲を六角に書くのはご存知だろう。
波動砲を二つにすることで見た目を考えて六角を回転させたのがアンドロメダの波動砲だったという事ね。

劇場版「銀河鉄道999」にて惑星メーテルのクライマックスシーンにてアンドロメダの後ろ姿が出てくるのでチェックね。

アンドロメダの艦橋は城の天守閣を表すと言う。
天守閣に幹部でない航空隊(城内なら殿様よりもっと下のはず)が発進する甲板をつけるあのアポロノームのデザインは城をないがしろにしたデザインにしたことになる。
悲しいと言うか怒りがこみ上げる人が出てくるのは当然だろう。

主力戦艦がコルトガバメントをイメージしたのは意外だった。
キャプテンハーロックのデスシャドウの艦首が元だったとは・・・。(このデザインとエヴァンゲリオン新劇場版の真希波乗る2号機の頭デザインが似ている。)

コスモタイガーIIは艦首がバージョンKにするより曲がらない方がかっこいい。
アニメでは曲がったように見せてもいいですがメカコレクションにて曲がったまま制作するならあの宇宙戦艦ヤマトのイメージモデルのプラモデル以来、第2弾目のプラモデルになるのでよく見ているといつかは嫌気がすると思う。

コンコルドみたいに艦首部分が折れるように可動式になればいいんですが。

ストーリープロットもすごいので次の機会に。

それではこれにて、お読みくださいましてまことにありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ちしております。

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