松本零士追悼として「キネマ旬報 4月下旬特別号」が発売されていましたので、入手しました。

この表紙がいいんだな。
ラストシーンを思い出せてくれるわ。

早速読んで見ました。
冒頭からいきなり、りんたろう氏と故松本零士氏、板橋克己氏とのインタビュー記事が載っていました。

特に映画「銀河鉄道999」と「わが青春のアルカディア」の公開前後の頃の二つの松本零士ロングインタビュー記事には手応えある内容になっていました。
松本零士氏が惚れた海外俳優の日本語吹き替え声優が、あのメーテルの声優だったとは偶然なのか、驚きだった。

プロメシュームの物語なども考えていたりとか、あの「スターウォーズ」」のようにスピンオフ作品の企画も練っていたそうね。
やっぱりリメイク作品は要らないと分かる。
リメイク作品はオリジナル作品の印象の一部を崩してしまいかねないからだ。
例えば、リメイクされた「スター・トレック」とか「猿の惑星 聖戦記」や「ロボコップ」とか見て分かるように公開後はじわじわと忘れ去られてしまうものが多いから。
今でも人気を保っているのが、リメイク作品のない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「インディ・ジョーンズ」、「スター・ウォーズ」などだ。

「キャプテンハーロック」より「銀河鉄道999」の方が穏やかで受け入れやすかったから、「銀河鉄道999」を映画化した。
松本零士さんはよくわかっていたね。
映画作りは観客を楽しませるために制作するものであると。

松本零士先生、長い間 沢山の夢と希望、宇宙への憧れ、ロマン、冒険、人生について考える事を教えてくれて、本当にありがとうございました。

それではこれにて、最後までご覧いただき まことにありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

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