現在劇場で公開中であるスタジオジブリ新作「思い出のマーニー」。
その作品関連書籍が届いていました。
ジブリTHE ARTシリーズである「ジ・アート・オブ 思い出のマーニー」です。
同シリーズで今までの作品の書籍なんて読んだこともなかったのです。
種田陽平さんの美術背景画などがたくさん入ってると聞き、購入しました。
書籍のサイズはA4サイズ、250ページ超え。
価格は\3,186円(税込)でした。
出版がスタジオジブリの親会社だった徳間書店である。
カバーはメッシュ型押し加工が細かく施されていた上質な紙を使用している。
手に持ってみるとずっしりと重さがありました。
これが表紙です。
はじめにキャラクターデザインの検討のラフ画が書いてありました。
なんと宮崎駿さんをモデルにした大岩さんのお父さんとは・・。
結局没案になりましたね。
たぶん集まってくれたトップアニメーターたちの要望があったのかもしれない。
色々なイメージ画を細かく描いたり、どんなシーンがいいか検討していたり。
そんな様子が多かったです。
それがこの書籍の面白いところの一つです。
キャラの性格の検討もあり、地図も描かれていました。
各場面の事について具体的な事も。
例えば、マーニーって誰なんだろうとか色々な場面も検討しながらも画だけでなく文字も多めに書かれているのがわかります。
イメージボードとかイメージラフ画などですね。
それをまとめて脚本担当に見せることになるということでしょう。
美術・背景担当だった種田陽平さんチームの背景画もたくさん載っていました。
他にもいろいろな背景が掲載されています。
150点以上はありますし下書き画もありました。
うまいなと思った背景画もありましたね。
いずれは自分でも書いてみようかと思った事もあります。
もちろん他にキャラクター設定画も沢山載っていました。
劇中の一部のシーンも。
あなたのこと、ずっと忘れない・・・。
マーニーのヘアがもっとウェーブヘアだったら良かったかなと思うけど、日本が舞台だからそうしたのかもしれません。
それからアフレコ完成台本までも掲載されており、シンプルに読みやすくなっていました。
まだ映画を観てないなら、ぜひ劇場へ足を運んで欲しいと思います。
コレクションには良い書籍でした。
最後までお読みくださいまして、まことにありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ちしております。