昨日発売されたコミカライズ版「宇宙戦艦ヤマト2199」第9巻。
むらかわみちお氏が描く漫画である。
やっと再開出来たの事、改めておめでとうございます。

今日店で受け取ってきて帰宅後用を済ませてから読んで見ました。
何年ぶりだろうか、久しぶりな雰囲気が伝わってくる。

表紙はメカニックデザインを手掛けた玉盛順一朗氏。
冒頭はカラーページになっているがあれが出てくるのでいきなり大人向けコミックになっちゃっているね。(18歳未満は見ちゃだめよって事。)

アニメ版「宇宙戦艦ヤマト2199」の進行に沿っているが、森雪の正体の事で大人の事情があってコミック連載が止まった訳か。
止めるなら「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」にて伝えるつもりだっただろうか。
コミックだからそんなことは載せても構わないし、アニメ版「宇宙戦艦ヤマト2199」にてこのシーンを描いたら賛否両論が起きてしまうと考える。
きっとアニメ版「宇宙戦艦ヤマト2199」では、そんなシーンを描かないでユリーシャがイスカンダル星にて地球へ向かうヤマトを見送る時「さよなら。もう一人の私」と言うセリフにとどめただろうと思う。
アニメ作品「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」にて森雪の正体シーンを載せたらもっと最悪になっていただろうと思うし無意味だったからコミック連載を止めなくてもよかったんじゃないかな。
この森雪の正体って「宇宙戦艦ヤマト2199」総監督が故西崎義展プロデューサーから拒否された一つの事だっただろうか。
「ヤマトよ永遠に」に出てくるあれも拒否された一つかもしれないなと思うけど3つの拒否されたことって明らかにしてほしいわ。
西崎義展氏は制作した作品を大切にしてきた人間なので理解出来る。

第9巻は、ビーメラ星での出来事から亜空間ゲートを過ぎて大マゼランが見える空間へ到達したところまでとなっている。
アニメ版よりこっちの方が良かった点は波動防壁を使わないであの方法を使った作戦、これがヤマトらしい方法だった。
読んでいるうちに バラン星での戦闘ではどうしても脳内に「ヤマト元祖のテーマ」が流れてしまうね。
初作「宇宙戦艦ヤマト」同様面白いけど、ガミラス星での最終決戦の形はどう変わるか、アニメ版とは違った形であのガミラス星での硫酸の嵐とか硫酸の海を描いたページになってくれることを願う。
「第三艦橋を落としたぞ!」、このセリフが書かれるといいなあ。(硫酸による遮断前兆が起き始めて第三艦橋乗組員たちはすぐ上へ避難してしまうシーンがあってもいい。)

改めて久々に「宇宙戦艦ヤマト」の雰囲気を味わえた第9巻でした。
第10巻も読みたいけど気長に待とう。

9と言えば故西崎義展プロデューサーが好む数字だった。
(9はカブと呼ばれ最強数字だったそうだ。あの「おいちょかぶ」と言う花札のゲームで説明されている。札を2枚または3枚持つことから、きっと同様に松本零士氏も好きだったのか9を三つ並べたのではないか、これが999であり「銀河鉄道999」になったのかな。)

それではこれにて、最後までご覧いただき まことにありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

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